言葉のもつエネルギー
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「わぁ、すっごくうまそう!」
「うまっ!」
「これ、みんな食べていいの?」
そう言いながら、彼は席に着く。
箸を親指と人差し指で挟み、そっと手を合わせる。
いつものお決まりの動作。
その日は「大好物の言葉」があふれてきた。
「まじ うまっ!」の三連発
「そうかそうか、おいしいか。 良かった良かった!」
・・思わず 笑ってしまう。
夏野菜を肉で巻いて、フライパンで焼く。
梅干しと赤しそを叩いて、ナスにはさんで焼く。
ズッキーニとミニトマトをオリーブオイルで炒め、 生バジルと唐辛子で少しだけアクセントをつける。
鮮やかな夏野菜で彩った、夏ならではの食卓。
その食卓に並べた料理よりも、
私のご馳走は「大好物の言葉」だった。
「ご馳走様でした!」 あったかい言葉の持つエネルギーは
食事のエネルギーと同じくらい心の栄養になる。
そんな些細な日常の出来事を
「温ったかい言葉は、私の大好物」だと
離れて暮らす友人にメッセージを送った。
友人からは、笑顔マークと
「おいしい 嬉しい ありがとう」って言葉が届いた。
あぁ、これって、きっとみんなの大好物でもあるょね、
と添えられていた。
できれば——今日も「大好物」がほしい。
よかったら、あなたの大好物も教えてください。
