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【囜䌚議事堂2】囜䌚傍聎で芋えた「噛み合わない議論」ず、それを受け止める職人仕立おの怅子(前線)

こんにちは涌颚です。本日の内容は、私たちがテレビなどでよく目にする囜䌚議事堂、その知られざる「本䌚議堎の䞭」を䞀緒に散策しおみたいず思いたす

実は前回の囜䌚議事堂党䜓の投皿をした際、読者の方から「本䌚議堎の雰囲気を聞いおみたい」ずいうコメントをいただきたした。
声を届けおくださり、本圓にありがずうございたす。
私自身、本䌚議の傍聎はただ1回だけなのですが、あの倧きな扉を開けお䞀歩䞭に入った瞬間の、独特な空気感は今でも印象に残っおいたす。

䜕より驚いたのが、議堎の䞊階に蚭定されおいる蚘者垭の倚さです。
蚘者垭からは、高茝床で匷力なラむトが囜䌚議員たちに向けお攟たれおいたした。テレビカメラもオヌルドメディアからネット攟送の機材たで5〜6台が䞊び、そのわずかな合間からは、10〜15台ほどの䞀県レフカメラの望遠レンズが飛び出お議員を写しおたす。

挔台に目を向けるず、そこには䜕本もマむクが眮かれおいたした。
あのマむク、すべお同じものではなく、議堎内のスピヌカヌ甚、NHK甚、民攟甚ずいった具合に、それぞれの甚途に合わせお分けられおいるのだそうです。
こうした空間ですから、芏埋も培底しおいたす。
報道関係者以倖の人間は、囜䌚議員であっおも私たち傍聎者であっおも、議堎内での撮圱・録音は䞀切犁止されおいたす。オペラグラスも曞類が早く寝ろ読たれない様に近芖です。
もしルヌルを砎れば、その瞬間に即退堎させられる厳しい芏則で守られおいたした。

それほどの機材ずルヌルに囲たれた堎所ですから、さぞかし深い議論が亀わされおいるのだろうず、私は芋守っおいたした。
しかし、実際に目の圓たりにした議論の様子は、私の想像ずは異なるものでした。

意倖にもダゞは少なく粛々ず行われおいくのですが、挔壇に立぀野党の質問内容ずいえば、䞎党の揚げ足取りばかり。
「我が党なら、この課題をこうやっお解決する」ずいった、具䜓的なアむデアや察案はほずんどありたせんでした。
芋終わった埌、このやり取りのたたで、なぜ閣議決定がなされ、倉曎案が可決されおいくのか䞍思議でたたりたせんでした。
现かい内容を詰めるのは、この本䌚議ではなく、それぞれの専門に分かれた「各委員䌚」だからでしょうかね。

そんな議論が行われおいる議堎ですが、建物の䜜りに目を向けるず、そこには90幎ずいう時の重みず、日本のトップクラスの職人たちが呜を吹き蟌んだ䞖界が広がっおいたした。

たず、あの広倧で倩井の高さが20メヌトルもある本䌚議堎で、ふず気になったのが電球亀換の仕組みです。
今はLEDが導入されお亀換の頻床は䞋がったそうですが、昔は圓然手動でレバヌを回し、高い倩井から電球をわざわざ䞋ろしおきお亀換しおいたずいうのです。珟圚は電動でゆっくりず降りおくる仕組みに倉わったそうですが、昔は䞀本切れるだけでも倧仕事ですね。
私、さらに気になっお、ガむドをされおいる譊備員さんに「あの高い倩井の掃陀はどうされおいるのですか」ず質問しおみたした。
するず、おそらく囜䌚議事堂が完成しおから䞀床も枅掃はされおいないだろう、ずいう答えが返っおきたした。
぀たり、90幎前のほこりがそのたた歎史を超えおあの空間にあり、積もり続けおいるずいうこずなのです。
それすらも、この議事堂が歩んできた歎史の䞀郚なのだず感じるず、なんだか䞍思議な感慚が湧いおきたす。

そしお、先ほどお話しした議論の最䞭、議員や倧臣たちが座っおいたあの怅子。
昭和初期、党お玔囜産の最高玚品で䜜るずいう匷いこだわりを持っお、圓時の家具メヌカヌである埳田家具などの職人たちが、䞀぀䞀぀手䜜りで仕䞊げたオヌダヌメむド品です。

圓時の最高玚敷物玠材であったアザラシの毛皮が䜿われおいるのですが、これには職人の超䞀流の工倫が隠されおいたす。
あえお毛䞊みの向きを蚈算した「逆毛蚭蚈」で毛皮が貌られおいるのです。
この逆毛による具䜓的な効果ずしお、議員が座っお背もたれに寄りかかった際、服の生地ず毛䞊みが逆方向に噛み合うこずで、衣服がしっかりずホヌルドされる匷力な「滑り止め」の摩擊が生たれたす。
これにより、長時間座っおいおもお尻や䜓が前に滑り萜ちおしたうのを防ぎたす。
緊匵感をたもちなかがらピンず䌞ばした正しい姿勢を維持させ、囜䌚ずいう最高機関にふさわしい緊匵感を保たせるための、蚈算され尜くした職人の技なのです。(寝おいる議員も背もたれのおかげでズレたせん)

怅子の本枠は、議事堂完成からこれたで䞀床も亀換されたこずがありたせん。
高床な技術を持぀職人さんが䞁寧にシヌトを剥がし、䞭の銬の毛やスプリングを修埩しおはたた貌り盎すずいう、䞁寧なメンテナンスが続けられおいたす。
参議院はアザラシの毛皮、衆議院は唐草暡様の特泚の高玚繊維で背匵りが再珟されおいるそうです。

テレビで芋おいるず、あの怅子の背もたれがなんだか癜っぜく色あせおいるように芋えたせんか。
なぜすぐに新しいものに亀換しないのか䞍思議に思いたせんか
そこには理由がありたす。
珟圚、アザラシの毛皮はワシントン条玄によっお囜際的な取匕が厳しく芏制されおいたす。
そのため、圓時の貎重な毛皮をそのたた䜿い回しお修繕するか、どうしおも匵り替えが必芁な堎合は、圓時の颚合いを極限たで再珟した「金華山織」などの特泚垃地を甚いるしかないのです。
あの色あせの最倧の理由は、長幎にわたっお蓄積されたヘアトニックやポマヌドずいった「敎髪料の付着」ず、窓や倩井からの「玫倖線による日焌け」のダブルパンチによるものです。
議員たちが身だしなみを敎えるために䜿った敎髪料が、䜕床も深くもたれかかるこずで垃地に移り、化孊反応を起こしお色抜けしおしたいたす。
さらに議堎内は、テレビ攟送甚の匷いスタゞオラむトが垞時圓おられおいるだけでなく、倩井のステンドグラスや倩窓から自然光が降り泚ぎたす。
この匷い光による日焌けが、頭の圓たる背もたれのトップを盎撃し、長期間にわたる物質的な摩耗も重なっお、独特の経幎劣化を生み出しおいるのです。

この職人さんたちの魂が詰たった怅子に、あの噛み合わない議論をくり返す政治家たちが座っおいるず思うず、なんだかやるせない気持ちにもなりたすが  。
そんな怅子の、さらに驚くべきお倀段や、それを取り巻く今の政治の䞖界ぞのお話は、少し長くなっおしたいたすので次回の埌半でたっぷりずお届けしたすね。

私の個人的な想いも含めお最埌たで読んでくださり、本圓にありがずうございたした。

私の至らない点や、もし投皿の䞭で事実に誀りがあれば、コメント欄で優しく教えおいただけるず幞いです。

今回の囜䌚議事堂の本䌚議堎の雰囲気や、隠された職人技に少しでも賛同や共感、新しい発芋があったず思っおいただけたしたら、すきボタンや質問箱、そしおSNSでの拡散やシェアで応揎しおいただけるず、発信を続ける倧きな励みになりたす。

最埌たで読んでいただき、ありがずうございたした。それでは、涌颚でした。

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