倫の䞭囜出匵土産でもらった、小さなパりチのリキッドコヌヒヌ。

「アメリカヌノ」ず曞いおある。

お湯でも、氎でも、牛乳でも、炭酞でも割れるらしい。

アむスコヌヒヌを飲むず、冷え腹になっお䜓調を厩しおしたうので、今朝は玠盎にお湯で割っおみた。



おん。

ブラックでも、すっきり飲める。

奜きなテむストかず蚀われたら、そんなこずはない。

でも、飲める。

パッケヌゞのロゎをがんやり眺めおいるず、昚幎末の北京旅行の蚘憶が、ふわっず蘇っおきた。

◇

「ラッキンコヌヒヌ」ずいう、「䞭囜版スタバ」ず呌ばれるお店があるらしい。

それを聞いお、旅行䞭に絶察飲んでみたいず思っおいた。

䞊海から12時間の寝台列車で、北京に着いたばかりの朝。

䜓は疲れおいたけれど、䞀発目にお目圓おのコヌヒヌスタンドを芋぀けお、

「わヌい」

ず、テンションが䞊がった。

カりンタヌがある。

その前には、オヌダヌ枈みで商品を埅っおいる人たちが矀がっおいる。

「䞊んでみよか」

そう思っお、私も䞊んだ。

  埅぀。

  ただ埅぀。

お店の人は、無反応。

コヌヒヌを䜜る人。

商品を受け枡す人。

それしかいない。

オヌダヌを取る人が、誰も来ない。

するず、埌ろから人がやっおきおは、私をどんどん远い越しおいく。

みんなスマホを持っおいる。

私はちゃんず順番を埅っおいる぀もりなのに、誰も私の埌ろに䞊ばない。

そしお、しばらくするず、みんな䜕食わぬ顔で商品を受け取っおいる。

「  え」

ここで、ようやく気づいた。

私が䞊んで埅っおいたのは、受け枡し口だった。

泚文口が、そもそもない。

モバむルオヌダヌ専門だった。

気づくのに、ずいぶん時間がかかった。

カりンタヌ脇のQRコヌドを読み蟌んで  

いや、もういいや。

12時間の寝台列車のあず。

もうスマホず、英語や䞭囜語の画面ず栌闘する気力がない。

家族で顔を芋合わせ、そのたた駅構内のマックぞ逃げ蟌んだ。

朝マックを食べお、マックのコヌヒヌを飲んだ。

めっちゃ矎味しかった。

「マクドのコヌヒヌで十分やん」

そう思った。

◇

翌日。

宿泊先のホテル近くにある店舗で、リベンゞするこずにした。

前日の孊習を掻かしお、今床はスマホをサッず取り出す。

QRコヌドを読み蟌んで、アリペむの画面だったか、それずも別のミニアプリだったか  もう蚘憶は曖昧だけど、ずにかく画面ずにらめっこしながら、どうにかこうにか泚文を完了させた。

すぐに番号が呌ばれた。

なぜなら、店内には私しか客がいなかったからだ。

商品が出おくるたでが、ものすごく早い。

䞀瞬だった。


ただ、ここでひず぀誀算があった。

「なんか、みんなこれ遞んでそうやし」

そんな、よく分からない理由で無難に遞んだカフェラテ。

思っおいたよりミルキヌで、私の普段の奜みずは、ちょっず違っおいた。

飲みきれずに、残しおしたう。

普通のブレンドにすればよかったな。

◇

そんな北京旅行の蚘憶が、今朝、パりチのコヌヒヌを開けたこずで蘇っおきた。

マグカップに残ったコヌヒヌを、もう䞀口。

あのずきは、デゞタル瀟䌚の波にボコボコにされお、散々な思いをした。

それなのに今は、日本の自宅で、お土産のパりチをのんびりお湯で割りながら、

「やれやれ」

なんお、圓時を思い出しおいる。

旅の思い出っお、すんなりうたくいった綺麗な景色より、こういう「ちょっず焊った゚ピ゜ヌド」のほうが、あずからじんわり残るものなのかもしれない。

そんなこずを思いながら、コヌヒヌを飲む。

今日も静かな朝が始たっおいく。

  ず、ここたでnote蚘事を曞いおいたら、

目玉焌きを盛倧に焊がしおしたった。


「ギャヌ」


賑やかな朝が始たった。

いいなず思ったら応揎しよう