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神々の休日~夏の花火~


今日は、
みんなが楽しみにしていた
花火の日です。
「見て見て!」
白虎のそばでは、
座敷童子が
線香花火を
うれしそうに見つめています。
「まだ光ってる!」
「がんばれ。」
ぱち。
ぱちぱち。
小さな光が、
夏の夜に
やさしく揺れました。
天照大御神は、
その笑顔を見ながら、
やさしく
ほほえみました。
青龍のそばでは、
「ここ、
特等席だね。」
座敷童子たちは、
仲良く並んで
線香花火を楽しみます。
豊受大神も、
その輪に加わり、
うれしそうに
線香花火を見つめています。
「あっ!」
「甘くて
おいしい!」
近くでは、
すいかをほおばる
座敷童子。
みんな、
思わず
笑顔になりました。
玄武の甲羅では、
宇迦之御魂神と
座敷童子が、
並んで
線香花火を見つめています。
「きれい。」
「もう少し、
がんばって。」
小さな火は、
ゆらゆらと
光っていました。
白虎は、
気持ちよさそうに
目を細めています。
青龍も、
みんなを包むように、
静かに体を丸めています。
玄武は、
動かないように、
そっとみんなを乗せています。
朱雀は、
芝生で羽を休めながら、
うれしそうに
花火を見ていました。
木の枝では、
八咫烏が、
静かに
みんなを見守っています。
そのとき――
どーん。
夜空いっぱいに、
大きな花火が
咲きました。
金色。
青。
桃色。
紫。
「わあー!」
「きれい!」
「すごーい!」
座敷童子たちは、
目を輝かせながら、
夜空を見上げました。
その笑顔を見て、
神様も。
四神も。
八咫烏も。
みんな、
やさしく
ほほえみました。
花火が消えても、
今日の笑顔は、
きっと、
みんなの心の中で、
いつまでも
輝いていることでしょう。
おしまい。


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