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「もっと大変な人がいるのに、自分は…」を止めたい

昨日、久しぶりに涼しい一日になり、今後の天気はどうなのかとテレビをつけたところ、熊本で起きた大きな地震のニュースがやっていました。

まだ具体的な被害状況が分からないけれど、かなり大変なことになっている。いろいろ考えると心が痛くなりました。目をそむけたくなり、これ以上はやめようと昨晩からニュースに触れていません。

残酷なニュースはあまり見られないタイプです。

私は今朝いつも通り起きて、好きなものを食べて、冷房の効いた部屋でパソコンを打っている自分に、罪悪感のようなものを感じました。

自分は安全でいるのに申し訳ない、という気持ち。まだあまり整理できていないのですが、あれこれ考えたことを書いてみます。

残酷はつきもの、という気づき

仏教では「生きることは苦しみである」と説かれています。

理不尽な事故、急な病気、大切な人との別れ、自然災害。こういった「残酷なこと」は、人生に最初からあるものだということを、今朝あらためて感じました。

先人たちのおかげで今は快適に暮らせている。残酷なことがないのが当たり前になりかけている。

あらかじめ「人生にはこういうことがある」と理解することで、いざというときに少しだけ受け止めやすくなる。備えとして心の隅に置いておきたいと思いました。

そして、たまたま自分の地域に地震が起きなかっただけで、明日は自分にやってくるかもしれない。いつだって同じ状況になり得る。だから今日元気でいることを、罪悪感で塗り潰さなくていいんじゃないか、とも思いました。

以前同じ気持ちになった出来事

久々に会った友人から「大病を患って、来週手術なんだ」と打ち明けられたことがありました。

私は自分のパニック障害がとても小さく感じました。友人から手術後もすぐに仕事に復帰すると聞き、仕事をしていない自分はダメだな、頑張らなきゃという気持ちになりました。

でも、パニックの症状はその後もおさまらず、思い通りにうまくいきませんでした。

「もっと大変な人がいるのに、自分は…」とつい比較してしまいます。

でも、自分が辛いと感じているなら、辛くていいと最近は思うようになりました。はたから見た深刻さの差と、本人が感じている辛さの深さは別物です。

これはnoteで不調を抱えながら頑張っている方をたくさん見て、「もうそんなに頑張らなくてもいいのに」と何度も思ったので、休む際の判断基準は「自分の気持ち」で十分だと、私の中で思ったからです。

辛かったら辛くていいし、休みたかったら休んでいい。逆に、元気なら元気でいていい。罪悪感を感じて自粛しなくていい。この発想が自分の健康を守る気がしています。

関心の輪と影響の輪

書籍「7つの習慣」に出てくる「関心の輪」と「影響の輪」という言葉を思い出しました。今の罪悪感を少し和らげてくれる気がします。

関心の輪:自分の周りにある気になること全て
影響の輪:関心の輪の中で、自分がコントロールできること

例えば今の地震でいうと、
関心の輪:
停電だと冷房が効かないじゃないか、どうやって過ごしているのか、爆発した建物にどのくらいの被害者の方がいるのか、10年前も熊本で地震が起きた。こんな大きな地震がこの短い期間に起きなくたっていいのに!

この関心の輪の中に、私がコントロールできることはひとつもありません。

はいそうですかと、考えを止めるのは簡単ではないですが、自分で何とかできることと、自分ではどうにもできないことを線引きすることで、気持ちが楽になることがあります。

私のように気持ちが引っ張られすぎて辛くなってしまう場合は、このラインを意識して、影響の輪だけに意識をむけることが大切かもしれないです。

今回のことで言えばどんなことだろう?

明日同じことが起きても困らないよう備蓄品の見直しをする
子どもにいざとなった時の避難場所を伝える
日本にいる以上、特に地震という自然災害は必ず起こると理解しておく
毎日の当たり前に感謝する

こういったこと以外の心配、考えは影響の輪の外と考えて線引きする。練習しなくちゃと思いました。

元気でいることは、誰かの癒しになるかも

今朝、Youtubeで赤ちゃんがニコニコしている動画を観て、癒されました。コメント欄を見ると、被災地の方の書き込みがあり「落ち着いた場所に移動できたので、これを観て癒されています」と書かれていました。

赤ちゃんは当たり前ですが何も知らずにニコニコしている。それが大変な状況にいる誰かの「今日の癒し」になっている。

元気でいることは、誰かへの裏切りじゃない。一緒に悲観して自粛することよりも、普通に元気でいる方が、誰かの力になるのかもしれない。

常に元気でいたら、いざという時に助けることもできるかもしれない。

相手は一緒に悲観することを別に望んでなんかいないかもしれない。

今、家の横の公園で、少年たちが遊んでいます。老夫婦がその光景を眺めながら、買い物の袋を下げて歩いています。

いつもの普通の空間に、傷んでいた私の心がなごみました。

だから自分も普通のままでいいんだと思いました。

noteでいつものフォロワーさんの記事を見て、また安心しています。

関心の輪になってしまうけれど、いつも見ているフォロワーさんとその周りの方々が、とにかく無事でありますように。

今回の地震で被災された皆さんの安全と、一日も早い回復を、心よりお祈りしています。


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