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ひとりごと 話し上手よりは聞き上手に




話の上手い人っているよね。

才能でも技術でもなんでもいいんだけども、
彼らは素晴らしいと思うんだ。

人の意識を引くような話し方、ってのは、
ビジネスじゃとっても重宝されちゃって。
そういうことを学べる本もたくさんあるね。

でもね、私はどっちかの才能を選べるのなら、
聞き上手でいたい。


ほら、モモみたいな感じね。
ごめんなさいね、私この話大好きだから、何回も例に出すけども。

何歳になっても読んだほうがいい名作だよ。
というか、あの作品は大人が読むべきなのでは?などと思ったり。

ってか、小学校の時の「モモちゃん」はぜーんぜん聞き上手じゃなくて、話したがりで苦手だったなぁ。

モモって名前なのに、モモらしくない!!って思った記憶が、、、。



話は逸れたけどね。
ミヒャエル•エンデの、モモはとにかく聞き上手なんだよ。

悪い人たちもね、モモのところに来るとつらつら喋っちゃうんだよ。
すごいよね。

モモはみんなの話を聞いてるだけ。
頷いて相槌を打って。

けっっして、意見なんてしない。

「そうだね」
「うんうん」

それくらい。

これがどれほど難しいことか!!


歳を取れば取るほどわかってくるこのモモのすごさ。

知識が増えれば、それを伝えたくなる。

その人の困ってことに対して、
的確な言語化を与えたくなってしまう。

でもそれは、その人から言語化のチャンスを、考える余白を奪ってしまっていて、時にあまりに傲慢で独りよがりな行為だったりする。

だから、理想はモモみたいな聞き方。

これが難しいんだけどね。

「話聞いてる??」って言われずに、
「ありがと!なんか、聞いてもらってスッキリした!」って言われるその匙加減。

興味がないから聞いてられるんじゃなくて、
その人を愛してて大事にしてるからこそ、アドバイスなんて上からなことはしない。

これがどれだけ高尚で素晴らしいことか!

本当に難しいんだって。



アドバイスするのは簡単。
その人の知らないことをたくさん教えてあげられても、その人の痛みを肩代わりすることはできないし、時にアドバイスをしてこちらだけが満足してしまうこともある。




とにかく聞き上手になりたい。

うんうん、って聞ける人になりたい。

モモみたいに。

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