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サクサク、モチモチの沼へようこそ。インドの無発酵パン「パラタ」が最高すぎる話

みなさん、インドカレー屋さんに行ったら何を頼みますか?
十中八九、「バターチキンカレーとナン!」という方が多いのではないでしょうか。

わかります。焼き立ての巨大なナン、美味しいですよね。でも、もしあなたが「ナン一択」の人生を送っているなら、それはちょっともったいないかもしれません。

今日ご紹介したいのは、ナンの影に隠れがちだけど、実はインド家庭料理の主役級存在。
その名も「パラタ(Paratha)」です。

一度食べたら、そのサクサク&モチモチ食感の虜になること間違いなし。今日はそんな愛すべき「パラタ」の魅力を語らせてください。

そもそも「パラタ」ってなに?

パラタ(Paratha)は、インドやパキスタン、バングラデシュなどで広く食べられている「無発酵パン」の一種です。

ナンとの最大の違いは、「全粒粉」を使い、「油(ギー)」を練り込んで層にして焼いていること。

*   ナン: 精製された小麦粉を使い、タンドール窯で焼く(ふっくら)。
*   チャパティ: 全粒粉と水だけで作り、薄く焼く(素朴)。
*   パラタ: 全粒粉の生地に油を塗り、折り畳んで層を作りながら焼く(サクサク)。

イメージとしては、「インド版クロワッサン」や「デニッシュ」に近いかもしれません。生地を何度も折り畳んで伸ばすことで、焼いたときに美しい層ができ、外はパリッパリ、中はしっとりモチモチの食感が生まれるのです。

なぜパラタが最高なのか:3つの推しポイント

1. 悪魔的な食感のコントラスト
パラタの真骨頂は、なんといってもその食感。
鉄板で多めの油を使って焼かれるため、表面は揚げ焼きのような香ばしさがあります。一口かじると「サクッ」といい音がして、その直後に小麦の香りとモチモチした層が口の中に広がります。この中毒性は危険です。

2. カレーなしでも美味しい(具入りパラタの存在)
プレーンなパラタも最高ですが、インドには「スタッフド・パラタ(詰め物パラタ)」というジャンルがあります。
*   アル・パラタ(Aloo Paratha): スパイスで味付けしたマッシュポテト入り。
*   ゴビ・パラタ(Gobi Paratha): カリフラワー入り。
*   パニール・パラタ(Paneer Paratha): インドのカッテージチーズ入り。

これらはもはやパンというより、独立した「お惣菜」や「おやき」に近いです。ヨーグルトや漬物(アチャール)を添えるだけで、立派な朝食やランチになります。

3. 日本の冷凍食品技術がスゴイ
「でも、お店に行かないと食べられないんでしょ?」
そう思ったあなた、朗報です。実は今、業務スーパーやカルディで売っている「冷凍パラタ」が爆発的に売れているのをご存知ですか?

マレーシア原産の冷凍パラタ(ロティ・プラタとも呼ばれます)が、日本の家庭のフライパンで焼くだけで、現地の味をほぼ完璧に再現できるんです。1枚あたり数十円というコスパの良さも魅力。我が家の冷凍庫には常備されています。

おすすめの食べ方アレンジ

もちろんカレーにつけるのが王道ですが、パラタは万能選手です。こんなアレンジも試してみてください。

*   パラタロール(ラップサンド):
   焼いたパラタに、チキンティッカや生野菜を乗せてクルクル巻く。インドの屋台メシ「カティロール」風になります。
*   ピザ風パラタ:
   チーズとトマトソースを乗せてトースターへ。生地がサクサクなのでクリスピーピザのような味わいに。
*   あんこ&クリームチーズ:
   禁断のスイーツアレンジ。塩気のあるサクサク生地と、甘いあんこの相性は抜群。カロリーのことは一旦忘れましょう。

おわりに:次のカレー屋では「パラタ」を指名してみて

ナンも美味しいけれど、たまにはメニューの端っこにいる「パラタ」に目を向けてみてください。
その芳醇なバター(ギー)の香りと、噛みしめるほどに広がる全粒粉の旨味に、きっと驚くはずです。

そして、もしスーパーの冷凍コーナーで見かけたら、迷わずカゴへ。
あなたの朝ごはんの選択肢に、革命が起きるかもしれません。

サクサク、モチモチ。
幸せなパラタライフを!

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