【釣り人と家族】「何時に帰る?」に正確な時間を答えられない(笑)
釣りに行く前。
家族から、かなりの確率で聞かれる質問があります。
「何時に帰る?」
普通のお出かけなら、
「18時くらい。」
「夕飯までには帰るよ。」
そんな感じで答えられます。
でも、釣り人にとってこの質問は意外と難しい。
なぜなら、
自分でも何時に帰るのか分かっていないからです(笑)。
もちろん、最初から帰る時間をまったく考えていないわけではありません。
一応、
「22時くらいには帰ろうかな。」
「日付が変わる前には帰りたいな。」
そのくらいの予定はあります。
ただし釣りの場合、
その予定通りにいく保証がほとんどありません。
出発前はちゃんと帰るつもり
たとえば家を出る前。
家族から、
「今日何時くらいに帰る?」
と聞かれます。
そこで、
「たぶん22時くらい。」
と答える。
この時点では本当に22時に帰るつもりです。
嘘をついているわけではありません。
むしろ本人は、
かなり本気で22時帰宅を予定しています。
ところが釣り場に着く。
釣りを始める。
すると予定が少しずつ崩れていきます。
「思ったより反応がないな。」
「もう少しだけやってみよう。」
「せっかくここまで来たしな。」
このあたりから、帰宅時間が怪しくなってきます。
釣れないと帰れない
まず困るのが、釣れないパターン。
釣れていないなら普通は、
「今日はダメだった。」
と諦めて帰ればいい。
しかし釣り人は、
釣れていないからこそ帰りにくい。
「あと少しやれば釣れそう。」
「潮が動くまで待ってみよう。」
「次のポイントだけ見てみよう。」
そんなことを考え始めます。
気づけば、
「22時には帰る。」
と言っていたのに、
22時の時点でまだ普通に釣りをしています(笑)。
逆に釣れていても帰れない
そしてもっと厄介なのが、
釣れているときです。
ポツポツ釣れている。
パターンも分かってきた。
アタリも増えてきた。
こうなると当然、
帰れるわけがありません。
「今帰ったらもったいない。」
「もう一匹だけ。」
「この時合いが終わったら帰ろう。」
そんなことを言いながら続行します。
つまり、
釣れなくても帰れない。
釣れていても帰れない。
家族からすれば、
「じゃあ、いつ帰るんだよ。」
となります(笑)。
LINEの「何時に帰る?」が一番困る
釣りをしている途中で、スマホが鳴ります。
家族からLINE。
「何時に帰る?」
これがまた難しい。
時計を見る。
23時。
本来ならもう帰る予定だった時間です。
しかし目の前では、ちょうどアタリが出始めています。
ここで正直に、
「分からない。」
とは言いにくい。
かといって、
「あと30分。」
と答えて、本当に30分で帰れる自信もありません。
悩んだ結果、
「もうちょっとしたら帰る。」
という非常に曖昧な返事になります(笑)。
釣り人の「もうちょっと」は危険です。
10分かもしれない。
30分かもしれない。
場合によっては1時間以上あります。
家族側からすると、
まったく時間の目安になりません。
「あと一投」が信用されなくなる
さらに長く釣りをしていると、
こんなLINEが来ることもあります。
「まだ釣りしてるの?」
「もう帰ってる?」
そこで釣り人は、
「あと一投したら帰る。」
と返します。
しかしこの「あと一投」。
釣り人同士なら分かりますが、
だいたい本当に一投では終わりません(笑)。
その一投でアタリが出たら、
もう一投。
魚が釣れたら、
もう一匹。
反応がなくても、
「最後にもう一回だけ。」
結局、何投しているのか分からなくなります。
そして家族から見れば、
「あと一投って言ってから30分経ってるけど?」
という状態です。
これを何度か繰り返すと、
そのうち、
「あと一投。」
「もう帰る。」
「そろそろ帰る。」
このあたりの言葉が、
ほとんど信用されなくなります(笑)。
だから最近は時間を言い切れない
こうして何度も予定時間を超えていると、
釣り人側も学習します。
出発前に、
「22時に帰る。」
とは言わなくなります。
代わりに、
「22時くらいかな。」
「遅くてもそのくらい。」
「たぶん。」
「釣れ具合による。」
どんどん保険が増えていきます(笑)。
最終的には、
「終わったら連絡する。」
という最も安全な回答にたどり着きます。
ただ家族からすれば、
「だから何時なんだよ。」
という話なんですけどね(笑)。
釣りの終了時間は魚が決める
結局、釣り人が正確な帰宅時間を答えられない理由は単純です。
釣りは、
予定通りに終わらない。
釣れていなければ粘りたくなる。
釣れ始めたらもっとやりたくなる。
潮が動けば期待する。
アタリがあれば続ける。
そして最後には、
「もう一投だけ。」
が始まります。
家族から、
「何時に帰る?」
と聞かれて困っている釣り人は多いはず。
本人としては帰る気がないわけではありません。
ただ、
何時に釣りをやめられるか、自分でも分からないだけです(笑)。
なので今日も家を出る前に聞かれます。
「何時に帰る?」
そして少し考えてから答えます。
「うーん……たぶん、そんなに遅くならないと思う。」
この時点で、もう怪しいんですよね(笑)。
