そうだ、お遍路へ行こう(準備編)【ガチ旅日記59】お遍路編0
47都道府県で最後だった青森県を2026年3月に訪問し、悲願の全国制覇を果たした。
沖縄や小笠原諸島など、全力で各地を巡る様子を「ガチ旅」として旅行記にしており、「行った気分になれる」と好評を得ている。
今回から7月に開始した、四国八十八ヶ所霊場を巡る「お遍路」編へ。
そうだ、お遍路へ行こう
昨年10月に、死ぬまでに一度は行きたかった小笠原諸島、今年1月に年間3回目の沖縄訪問、3月に47都道府県で最後の青森を制覇し、「どうしても行きたい」場所がなくなったこの頃。
そんな中、お遍路を始めようと思い立ったのは、「今年下半期にやりたい10のこと」を考えていた時のことだった。
以前より長旅が難しい環境になったが、四国は(小笠原よりは)近い、と気づいたのだ。
いや当然だがw
そして、どうしても今年度中にかなってほしい願い事もあり、次の旅はお遍路と決定!
今年下半期の目標として設定、7月上旬に記事で宣言した。
やりたいことをnote上で宣言することで、難しい事でも「いつ、どのように達成するか」を考えるようになる。
そして7月中旬、朝からぽっかりと予定が空いた時に、お遍路のことを思い出した。
そこで「まずは行動しよう」と、準備もそこそこに徳島へ向かうことに!
結果的に、これは非常に良かった。
四国以外の人には、どこに住んでいてもお遍路は遠く、最初は覚悟がいる。
まさに「千里の道も一歩から」で、「始める事に意義がある」と強く感じた。
お遍路とは
「お遍路」は、弘法大師(空海)が修行した四国の八十八か所の霊場をたどる巡礼で、約1,400kmあるという。
ルールは結構柔軟
ただ、弘法大師と同じように、徒歩でなければならない、というルールはない。
車や公共交通機関、はたまたバイクや自転車など、好みの手段で巡ればいいのだ。
ちなみに全て一度で回る、通しの歩き遍路なら1ヶ月以上(ペース次第で60日とか)、車でも1〜2週間はかかるとのこと。
社会人が通しでするのは、正直かなり難しい。が、何回かに分けても全く問題ない。
また、第一番札所から第八十八番札所まで、時計回りに順番に回ることを順打ち、逆に回ることを逆打ちと呼ぶ。
しかし、順番も自分の都合で、何番から巡ってもいいようだ。
このような寛容なルールだからこそ、自分のように現代人もやろうと思えるのだろう。
必要なものは現地で揃う
お遍路に必要なものについては、同時期にお遍路を始めた相互フォロワーのノノサンさんが、ちょうどまとめていた。
お遍路のイメージは白衣、首から下げる輪袈裟(簡略化された袈裟)、菅笠、金剛杖だが、必須ではないようだ。

最低限必要なのは、各札所で納経を書いてもらう納経帳と、各所で納める納札、線香、ロウソク、火をつけるチャッカマンあたりか。
これらについては、第一番札所など主な札所などでは一式売っているので、手ぶらで始める事ができたのはありがたかった。
あと納札に書くための、筆記用具はあった方がいいだろう(これについては次回)。
参拝方法
お遍路は作法が決まっている。愛媛県のホームページが分かりやすかったので、未経験の方のために紹介しておく。
1)山門で一礼・・・境内に入る前に、感謝を込めてまずは一礼。菅笠以外の帽子は脱ぎ、敷居を踏まずにまたぐのがマナー。
2)手水舎(てみずや)で心身を清める・・・手を洗い、口をすすぎ、参拝前に清浄な心身に清める。
3)鐘楼堂で鐘を撞く・・・鐘をゆっくりと1回撞く。帰りに撞くと縁起が悪いといわれている。※鐘楼の鐘は自由に撞ける札所のみに限る。近所の迷惑にならない時間帯に撞くように。
4)本堂に参拝・・・ろうそくと線香(3本)をあげ、納札を納札箱に入れる。お賽銭を納めて拝礼し、お経(読経、写経等)を奉納する。
5)大師堂に参拝・・・大師堂とは、弘法大師を祀るお堂のこと。本堂と同様の手順で参拝を。
6)納経所で御朱印をいただく・・・納経帳に御宝印(御朱印)をいただく。納経料は300円。各札所のご本尊の絵姿が印刷された御影(おみえ・おすがた)も授かる。
7)山門で一礼・・・1)と同様の手順・マナーで一礼を。
普通のお寺と違うのは、各札所には本堂に加えて必ず弘法大師を祀る大師堂があり、2カ所を参拝する決まりになっていることか。
唱えるお経はガイドブックなどにも載っており、そこまで難しくない。
そして納経帳に納経をいただくのは、本堂と太子堂を参拝した後が決まりだ。
ただし、納経の受付が午前8時~午後5時となっているので、終了間際なら受け付けてくれるそうだ。納経料は500円。
スタート前に道の駅で休憩
今回の目的はお遍路だけでなく、せっかくなので四国各地の観光も兼ねている。四国は何度も来ているが、あまりグルメなどは満喫できていないし。
今回は運転疲れもあったので、第一番札所の霊仙寺へ行く前に、途中の「道の駅くるくるなると」へ。
「食のテーマパーク」を名乗り、非常に活発な道の駅でひっきりなしに観光客が訪れていた。あと試食が多くて素晴らしいw

「鳴門金時うずまきソフト」(500円)を食べ、元気百倍!

改めて見ても、ソフトクリームの上にモンブランが載っているビジュアルがすごいな。看板の「生絞りすだちソフト」「泡和三盆糖蜜ミルクソフト」も気になりすぎる…。
この道の駅は、本当に売り方が上手い!

また「なると鯛キャッチャー」なるUFOキャッチャーもあった。
なんだこれw

当然だが鯛のぬいぐるみ(?)がもらえる訳でなく、特産品などと交換してくれるようだ。
道の駅で元気をチャージし、いよいよ次回は第一番札所の霊山寺へ。
おわりに
改めて振り返ると、本などで読んでいたにせよ「思い立った当日に徳島を訪問するとは、我ながら唐突だな」とも思う。
とはいえ、あの日に行かなければ、まだ私はお遍路を始めておらず、未だに「いつ行こうか」と考えていたことだろう。
そう思うと、やはり最初の決意は本当に大きい。まさに「千里の道も一歩から」だ。
著者:シーサー太郎
アラフィフのマルチオタク。趣味は旅行、「歌ってみた」のYouTube配信、三線弾き語り、短歌、筋トレなど。
2026年7月より、お遍路さんに挑戦。
