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マケドニアで、MFCを見つけた

朝からスコピエの街を歩き回っていた。

街には、
巨大な像やモニュメントが
いたるところにあった。

正直、
誰なのかよく分からないものも多かった。

ただ、
この国が何かを強く主張したがっている、
そんな空気だけは伝わってきた。


空港の名前は、
たしかアレキサンダー大王空港だった。

街にはマザーテレサの看板も多い。

でも、
マザーテレサ空港はアルバニアにある。

この辺りの国は、
名前も歴史も、
少し複雑だった。


コソボ、
アルバニア、
マケドニア。

国境を越えるたびに、
民族や歴史が少しずつ絡まってくる。

理解した気には、
あまりなれなかった。


歩き疲れて、
そろそろホテルへ戻ろうかと思っていた。

気づけば、
街は少し薄暗くなっていた。

そのとき、
見慣れた赤いロゴが目に入った。

MFC。


最初は、
見間違いかと思った。

でもちゃんと、

Macedonian Fried Chicken

と書いてある。


もう、
それだけで少しうれしかった。

こういうの大好き。


中は、
弁当屋のような雰囲気だった。

地元の人が、
ふらっと立ち寄って、
持ち帰っていく。

旅先で、
こういう店を見つけると安心する。


味は、
正直よく覚えていない。

でも、
あの赤いロゴを見つけた瞬間のことは、
今でも妙に覚えている。


その後、
国名は「北マケドニア」に変わった。

ニュースでそれを知ったとき、
ふと、
旅のときに多めに両替したデナルのことを思い出した。

レンタカーで国境を越えていたので、
何かあった時のために、
現金を多めに持っておこうと思ったのだ。

結局、
何事もなくお金は余った。

またすぐ戻ってくるような気がして、
再両替しないままになっている。

気づけば、
あれからもう10年以上が過ぎていた。


📅 旅した年:2013年(マケドニア)
※本記事は過去の旅の記録や記憶をもとに書いています。
筆者はポンコツのため、ところどころ記憶違いや思い込みが混ざっているかもしれません。
当時の旅の空気として読んでいただけると幸いです。

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