クイズ②:国立国会図書館デジタルコレクションへの誘い〜北日本汽船株式会社二十五年史(昭和14年)〜
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【問題】
北日本汽船株式会社が設立された主な背景として、正しいものはどれですか。
【選択肢】
A.日本郵船株式会社による完全子会社としての設立
B.第一次世界大戦による船舶需要の急増に対応するための新設
C.樺太庁の勧奨による、経営難に陥っていた各船主の合同統合
D.海軍が軍事輸送を独占するために設立した国策会社
【ヒント】
当時の平岡長官や中川部長らが、各船主間の合同を熱心に勧めました。
【正解】
C.樺太庁の勧奨による、経営難に陥っていた各船主の合同統合
経営難や発着の不統一を解消するため、当時の樺太庁長官らの斡旋により船主が合同して設立されました。
〜概要解説〜
本資料は、1939年に刊行された北日本汽船株式会社の創立25年史をまとめたものです。大正3年の設立から昭和初期にかけ、北海道や樺太といった北方海域の航路開拓に尽力した同社の歩みが克明に記されています。
記述の内容は多岐にわたり、世界大戦に伴う激しい景気変動や、厳しい自然環境下での航路経営の苦難が具体的に叙述されています。さらに鉄道網との連携など、当時の交通インフラの実態を伝える産業史としての側面も持っています。
また、樺太の地名語源や歴史的背景に関するエピソードも収録されており、単なる企業史に留まらない地域資料としても有用です。国策や時代の荒波に対応しながら北方輸送を支え続けた、一民間企業の足跡を物語る貴重な記録といえます。
