【留学・9月編⑤】I can understand what you say/ライバルに心が救われる
留学を終えて早3ヶ月が経ち、あんなに鮮やかだったはずのフィリピン・バギオの思い出が遠い記憶になりつつある。
昨年12月は逆ホームシック状態でしょっちゅうノスタルジーに浸っていたが、日が経つにつれ少しずつ変化してきた。
浸る余裕がなくなってきたのだ。
仕事の復帰が決まり年が明けたらやらないといけないことが増えてきた。
これは当初の予定通りのプランではある
11月末に留学を終え、12月は何もしないと決めていた。
しっかり休んで、しっかり思い出に浸って、友達に会って、ゆっくり生活を取り戻す期間にしようと考えていた、そしてその通りに過ごした。
恐れていたのは留学の思い出にいつまでも【執着する】ことだった。
出発前の私の留学プランは
『楽しみ過ぎるな、仲良しの友達を作るな、勉強だけして帰ってこい』
それがどっこい全て反対になった
『楽しみ過ぎた、仲良しの友達を作った、勉強以外にも色々体験した』
だからこそ『あの時に戻りたい、あの時間はよかった』と、いつまでも思いたくないし言いたくなかった。
最初と結果の反動が大きかった故
終わったこと
思い出と執着は表裏一体ではないか
どちらも思いが強いほど前に進めなくなる
だからこそ12月は『たとえ進めなくても大丈夫』な期間として充分に必要な時間だった
それが終わったから今は前に進める、今私は進んでいる途中
他の卒業したクラスメート達は各々の国や場所で元の生活に戻り、それぞれの人生を生きているのに自分だけ留まっていてはダメだ、と
今の私は絶賛『もはやそれどころじゃない』状態
ちょっと極端だが本当に余裕がない
仕事をちゃんとしなければ、評価を上げなければ、
もっと極めなければ
この状態に今の私はいる
仕事、それに関わる歴史や宗教の勉強、オンラインレッスンの継続、あとジム通いや老化に抗うためのひたむきな努力…
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※突然、美容皮膚科の施術のひとつ『シルファームX』をご存知ですか
無数の細かい針を顔面にバチンバチン刺して更に熱まで流して皮下真皮層へ強力アプローチ!
強烈激痛!
これを以前受けたのだが、あんまり痛いもんだから
『先生!ダメだ!痛いです!』と初めてギブアップした(!)
我慢強い私もギブアップ、それが
シルファームX
名前がストロング
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閑話休題
さて、私には留学中とてもお世話になった、とても親切にしてくれたクラスメートの存在がいた
9月の同日入学の同期で、私にとっては在学中もっともよく話した良き友でありライバルでもあった彼
過去形であるのは今現在は連絡を取り合っていないからだ
ただ、私にとって留学の3ヶ月を振り返る時には必ず彼の存在があり、とても大切な1人であった
入学テストから毎月末のテストや卒業テストにおいて、同点あるいは私が上回り、彼が上回り、また同点という風にテストの度に互いの点数を競い合った(彼は私に対してそんな競争心は持っていなかったと思うが、毎回点数を見せ合っては勝った!負けた!悔しい!と一喜一憂し、それを翌月へのモチベーションに変えていったように思う)
一緒に食事をしたり、カフェで勉強をしたり、その全てのやりとりはもちろん英語であり、英語を介したコミュニケーションの練習を一番した相手でもあった
彼はいつも私のへっぽこ英語について
「I understand」と答え、理解してくれようとした。
(多分3回に1回は「本当はよく分からない」時もあっただろうに「Yes! I understand」といつも答えてくれた)
何気ない一幕であった。しかし、私にとっては全く自信のない自分の英語に対してそう言ってもらえたことがどれだけ救いになったか
今でも思い出すと少し切ない気持ちにもなる
感謝を充分に伝えきれなかったことが後悔であり、仕方ないことだとも思う。
なぜなら、自分の英語力が足りないし、細かいニュアンスの気持ちの伝え方もわからなかった。
言いたいことが言語化できない悔しさこそ唯一で最大の理由であるからこそ、今も英語学習を継続しているのだろう
だからその時は『仕方ない』と思えた、これが英語学習者の誰もが通る道なんだな、と
友は問う
『彼のこと好きだったんでしょ?』
私はこう答える
『それには答えることができない
ただ大切な友だちでライバルだったんだ』
幸せに生きていたらいいなぁ
それだけを願う
「思い出が遠い記憶になりつつある。」と初めに書いた。
とても大事な思い出の一つだから、忘れたくない。
忘れたくない人だからここに書くことにした。
ではまたsee you around
