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【留学・10月編①】やけくそパーティMC フィリピンの2択は『Yes or Mypleasure』

陰キャで人見知りの私がパーティMCをやることになった話


バギオ留学も1ヶ月を過ぎようとしていた

私の学校では毎月末に「エンドタームパーティ」という名の「先生と生徒も1ヶ月お疲れさ~ん、卒業する生徒さんおめでとさーん」的なイベントがあった

私はこういう類の催しが苦手なので欠席する気満々だった

ところが、だ
頼まれたのだ、パーティMCを。

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余談だが、9月の授業で習った謎単語「party animal(パーティ好き・陽キャ・祭バカ(私訳)」をまさかこのタイミングで使う機会がくるとは思わなかった。
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先生「あやこ、私と一緒にMCをやろう」
私「I'm not good at party animal…」
先生「早速"party animal"を使えたね!ははは!
よし、やろう」
私「No ーーーー!!!」
先生「You’re active ,talkative ,positive !! It's Okay!」
私「ひとっつもOkayやない」
先生「決まりね!明日から練習よ!」
私「……ぁぁ…」

しかし一緒にペアを組んだこの先生のことが私は大好きだったので最終的(強制的)に「Yes…」を言っていた(言わされた)

その先生の名はベル
いつも元気いっぱいで笑顔が可愛い先生だった

いつかの授業でホワイトボードに書いてもらった「attractive point(あんたの魅力)」は今も大事に写真に保存している

他の先生達も同様にいつも笑顔で私に寄り添ってくれ一生懸命に教えてくれた。

こうして書きながら思い出す先生達ひとりひとりの顔や声、表情
とても愛しい時間だったなと思う

卒業してどれだけ時間が経っても私は先生達へ感謝を忘れることはない。


そして話は戻る
ベルは私のために台本を書いて用意してくれた

発音・スピード・表情・テンションなど細かい指示を受けながら何度も練習をした。

段々と指導が演劇部みたいになってきた

先生「あやこ!もっとテンションを上げて!あやこ!もっと笑顔で!」
私「……」
先生「あやこ!踊りながら!」
私「…先生!踊るのは聞いてない…」
先生「あやこ!私を見て!こうやってジャンプして!」
私「…あかん」
先生「できる!」
私「かろうじて横揺れでリズム刻むくらいなら…ゆらゆら」
先生「ゆらゆら…」

こんな感じで当日のパーティでは台本を握りしめ一生懸命にMCをやり切った。

ベルは私とは真逆のparty animalで彼女は登場から最後までダンシング・スマイリングでとても楽しそうにMCを全うしていた。とても可愛かった。

問題は自分だ。
ことごとく約束を破り、直立不動のMCを貫いた

この「ダンシング女 with スタンディングスティル女」という真逆の対比が面白く映ったそうでクラスメートや先生達からは好評だった

「あやこのお辞儀が日本風で良かったよ!頑張ったね!」と褒めてもらえたので、終わりよければ何とやらで…

パーティの後、ベルは「あやこ!頑張ったね!楽しかったね!」と伝えてくれた。

ベルよ、あなたはいつも私のことを笑顔で褒めてくれましたね
たとえ裏切りMC女のこの私を怒ることもせず、たとえ台本をすっ飛ばして出し物の順番がすでに終わっている先生の名前を何度も連呼してしまった時でさえ…

今でこそ職業・添乗員としてマイクをもってお客様の前で色々と話す場面は多くあるけれど、パーティMCは別だからな?!


だがその2ヶ月後、私は卒業パーティで恥ずかしげもなく体操服を着てラジオ体操と組み体操を皆の前で披露していた

まさかparty animalを自ら体現する日が来るとは、あの日いったい誰が想像できたでしょうか

それはまだまだ先の話

P.S.スタンディングスティル=Standing still(直立不動・立ったまま)
この訳は合ってるのだろうか


ではまたsee you around





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