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ゼオライトとは?水がキレイになる理由と、絶対に守るべき注意点

アクアリウム用品の砂利コーナーには、
「ゼオライト」と書かれた砂利を見かけることがあります。
そのパッケージには「水をキレイにする」という謳い文句が。


とはいえ、

  • そもそも、ゼオライトってなに?

  • どうやって水をキレイにするの?

と思った人も多いはず。


今回はゼオライトが水をキレイにする理由と、絶対に知っておくべき注意点をまとめました。

「水がキレイになる」という謳い文句だけで飛びつかず、一歩引いてから検討していただければ幸いです。



 

ゼオライトとは


地球が作った天然の鉱物
火山灰が数百年という時間をかけ、地熱や地下水の圧力によって変化して生まれた自然界の産物です(アクアリウム用も、ほぼ天然物)。


ミクロの穴だらけの構造
ゼオライトの内部はハチの巣のような立体構造になっています。
この構造こそが、後述する水をキレイにする2つの効果の土台となります。


ゼオライトが水をキレイにする理由


ゼオライトの効果は、前半と後半で役割が変わる「二段構え」になっています。


1.イオン交換による吸着(前半戦)

ゼオライトはマイナスの電気を帯びています。
そのため、プラスの電気を持つ有害なアンモニアを引き寄せ、内部に閉じ込めます。


しかし、この吸着効果には限界があります。
吸着量が上限に達すると効果はなくなります。

持続期間は水槽環境によって差があるので、パッケージ記載の交換時期を目安にしてください。


2.生物ろ過の住処になる(後半戦)

吸着効果が終わったあとも、ゼオライトの役目は終わりません。

無数のミクロの穴が、バクテリアの住処になります。
バクテリアがそこに定着してアンモニアを分解し続けるので、優秀な底床として機能し続けます。


注意点:塩分が入ると危険な石に変わる


ゼオライトは、淡水 (塩分ゼロ) の底床として使い続けるのは、非常に効果的です。

しかし、塩分が絡む場面だけ、ゼオライトは使用NGになります。
なぜなら、塩分に触れると、それまでゼオライトが吸着していた有害なアンモニアを一気に水中に吐き出してしまうからです。

具体的には、次の2パターンではゼオライトが使えません。


1.塩水浴(病気治療)

塩水 (ナトリウム) が入ると、ゼオライトはアンモニアよりナトリウムを優先して吸着する性質があります。
その結果、それまで溜め込んでいたアンモニアを水中に吐き出してしまいます。 

バクテリアの分解が追いつかず、放出されたアンモニアを相殺できないので、魚が中毒を起こす危険があります。

塩水浴は、ゼオライトを使った水槽とは別の容器で行ってください。


2.汽水魚 (ミドリフグなど) の飼育に使えない

汽水飼育 (淡水と海水が混ざった塩分のある水) では、当然のことながらナトリウムが水中に存在します。
そのため、ゼオライトは有害物質をうまく吸着できないまま、塩分と反応してアンモニアを放出し続ける状態になります。

つまり、汽水飼育では水質を悪化させるだけの石となっていまうのです。


まとめ


水槽にゼオライトを使う際に気をつけることは、シンプルに2つだけ。

  • 完全な淡水環境だけで使う(塩分ゼロ)

  • 病気治療の食塩は入れない

この2つさえ気をつければ、前半戦は強力な吸着剤。
後半戦は頼れるバクテリアの住処として、いつまでも水質維持に貢献してくれます。



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