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人生初の占いに行ったら、気まずくなった

特に占いを信じているほうではないけれど、人生で一度くらいは占われてみたいなあと思っていた。

周りに占い好きな子が多いのもありずっと気になっていたし、この夏に仕事環境が変わる絶好のタイミング。
これは勇気を出して行ってみよう!と、占いに詳しい子に教えてもらったお店を予約した。



そこは、関東にあるお店なので、ZOOMで占ってもらう形。

占い好きな子が「めっちゃ当たる」と言っていたり、別の知人も「その占い師に話を聞いてもらって人生が明るくなった」と絶賛していたので、(どんなことを言ってもらえるんだろう…!)とわくわくしながらその日を迎えた。

結果、めちゃくちゃ気まずい感じになった。

予約した時間の少し前にZOOMに入室。
なんせ初めてのことで、流れも分からず、緊張しながらその時を待つ。

いよいよ時間になり、占い師の方と対面。
独特な色のアイシャドウではっきりとしたメイクをしていて(お〜占い師っぽい)と冷静に思う。


早速「30分でタイマー回しますね。さて、何を占いましょう?」と聞かれ、
「その、この夏で転職というか、仕事の環境が変わるんですけど、どうかなあと思っていて」

と、咄嗟にもごもごと答えるわたし。

「転職ですか?内定とか、そういうのは?」と詳しく聞かれたので、「あの、その、アイドルをしていて、卒業して、ひとりになるっていうか…」

正直に答えたほうが話も早いし、より詳しく教えてもらえるんじゃないかと恥ずかしながらも話してみる。


「あ〜なるほど…」と、2026年からのあれこれ運勢?的なものを占ってくれた。

「ここで忙しくなって、ここで転機が来て…」とざっくり話してくれるので、「はい」「はい」「おぉー」と相槌を打ちながら聞いた。


問題は、ここから。
「じゃあ他に占ってほしいことはありますか?」

えっ。何となく(環境が変わってどうなるか聞いてみたいなあ)くらいのフワッとしたイメージだけで来たので、何を聞いていいか分からない。


「じゃあ、あの、結婚とか…?」
特に聞きたいわけでもなかったけど、仕事運以外でパッと浮かんだのが恋愛運だったので質問してみる。

結局どうなるのか、ふんわりした感じだったので何を言われたか忘れてしまった。

30分コースは、あと10分残っている。
「え〜、あと、聞きたいこと……」
じっとわたしの質問を待つ占い師。
「あ!!2030年までの、1年ごとの運勢とか!!」

タロットカードを切り始める占い師に、ほっと一息つく。これで時間は持つだろう。


「…と、2030年まではこんな感じですね。あと2分ほどありますけど、どうします?何か見ましょうか」

「えーと、そうですね……」
「……」
「……」
「……」
完全な、沈黙。

「あの、なんか、思い浮かばなくて、すいません」
「いえいえ」
「あ!じゃあ、あの、健康、とか」
「ああ、健康、大事ですもんね。えー、そうですね。
胃腸に気をつけると良さそうですね」

「へー、わかりました」
「……」「……」

ピピピピ

タイマーの音に、心の底から嬉しくなる。
ZOOMを退室してすぐ、首をかしげた。たぶん、占い師の方も同じだったと思う。


なんか、思ってたんとちがう……。
もっと、色々占われて、「当たってる……!」みたいなのをやりたかったのに、終始「はい」「ああ」しか言えない自分のコミュ力の無さが露呈しただけだった。


占いは、何か占ってほしい明確なものが無いと、こうなるのかもしれない。
ふわっと、占われてみたいな〜🎶っていうノリだと、うまくいかない。こんなにも質問を考えていかないといけないものだとは知らなかった。

30分8000円で、気まずくなったわたしの屍を乗り越えて、占いを気になっている方がいたら、聞くことをしっかり固めてから挑んでみてください。


占いは悪くない。ただ、今のわたしに必要ないタイミングだったんだと思う。
いつか人生に迷ったら再チャレンジしてみたい。


ここからは、わたしの2026年〜2032年の占い結果をチラ見せ。

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