夏休みが終わって、給食が始まる
昨日で小学校の夏休みが終わり、今日から二学期が始まった。
やっと子どものお弁当作りから解放される。
子どものお弁当は大人のものと違って、本当に気を使う。
別にキャラ弁を作るわけではない。全然凝ったものは作れない。
食べるかどうか、それだけが問題だ。
自分の弁当なら、前の晩の残り物を中心とした簡単なもので済ますのだが、それだと子どもは食べてくれない。
頼みの綱の冷凍食品も、昨日まで普通に食べていたのに、突然「美味しくなくなった」と言って残したりする。結構高いんだぞ。
「文句があるなら食べなくていい」と言ってしまえれば楽だと思う。
でもやっぱり言えない。どうにか食べてほしい。
ある朝卵焼きを焼いていると、台所にトコトコと息子がやってきて、私の手元を覗き込んだ。
よいしょ、よいしょと折り畳むように卵を巻く不器用な様子を見て、
「おー、おー、すごいね!」と称賛の声を上げる。
こういうことがあると、お弁当作りも満更ではないと思う。
ところが次の日に食べ残しがあって、ちょっとだけ膨らんだ気持ちはしゅんと萎んだ。
朝ごはんはおにぎりと果物しか食べない息子。お昼にはタンパク質と野菜を食べさせたい。
変わったものは食べないから、確実に食べるものを。飽きないように、ちょっとだけ変化をつける。
持ち運びでぐちゃぐちゃにならないように、暑さで痛まないようにと気を配る。
自分が小学生だった頃、「あぁ、やっと夏休みが終わる」とぼやいていた母のことを思い出す。
低学年の夏休み、母は仕事をせずに家にいて、お昼ごはんを作ってくれていた。
毎日そうめんだった。
さすがに飽きて、「もうそうめんは嫌だ」と伝えたら、次の日からひやむぎが出てきた。
当時は渋々食べていたが、今なら母の苦労が身に染みる。
子供の成長を願っている。それでも料理は面倒だ。
その両方を抱えたまま、どうにかやり過ごす。
だけど今は、両手を空に広げて叫びたい。
明日から給食が始まるぞー。
