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ベスト・エッセイを読みおわった

酔っている。それも、なんだかいい感じに。酔いすぎてはないくらいに。

きょうは、会社の前の部署の仲良しさんが呑んでくださって、仕事の話もそうじゃない話も、ああじゃない、こうじゃないと言って盛り上がった。

そのまんまの夢見ごこちでベスト・エッセイ2026の感想をだらだら書きたいとおもう。

毎年、出る前の年のベストと呼ばれるエッセイが収録される1冊。

正直レビューをすると、うーん。だった。去年のほうがおもしろかったなあ。
2025年は戦後80年なのでそのテーマと、有名なかたが亡くなっているから(これは毎年そうだけれど)その追悼が多かったな、という印象。

生活に身近というよりは、主語がおおきい。
そして、わたしは主語がおおきい話が苦手である。
日本は、女性は、とか。というかそれを語れるほど自分が真っ当に生きていないな、とおもってしまう、

前も書いた酔っぱらっているときあるあるだけれど、
目の前に手をつないでいる人たちがいて、
なんで手をつなぐんだっけ? 本能? とか、
その手をつなぐ人たちはなんで男女なんだっけ? とかぐるぐるしてしまう。
そんなジェンダーバイヤスに悶々とするくせに、
自分は男性がすきなので、マジョリティなんだよな、、ふつうを振りかざしているな、、とおもう。

もうこうなると宇宙も解決してくれないので、
スンっと寝るしかないのですけどね。答えはないから。


ベストエッセイオブベストエッセイを書きたいとおもいます。きになったら本も買ってね。

ひとりっこにぐさっと刺さった。

老いていくものはみんな孤独だと思う。昔話を懐かしむ相手もいなくなり、新しいことには取り残され、世の中の情報についていけず、気がつけばごうごうと流れる川の中洲で1人でぽつんとしている、それが老いるということなんだと思う。

『百二歳の誕生日』 杉山響子

これは勉強になった! しらなかった。

もともと悪い意味で使われていた言葉が良い意味を持つようになる現象は「意味の上昇」と呼ばれる。このような変化を遂げる代表例として、「やばい」が挙げられる。

『軽率』 川添愛

これは泣いた。

母が今日からまた抗がん剤治療に入った。父から病状を伝える長い長いメールが今朝届いた。母は一緒に住んでいる父には不安を常に口にするらしいが、息子の僕には心配をかけないようにと、弱音を一切吐かない。
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いま、僕は母を抱きしめたい。それから、あのときみたいに声を上げて、涙が枯れるまで一緒に泣きたい。

『母の涙とミートソース』燃え殻

これは始めたらハマりそうでおもろいなーと。

あるとき「しなかった話」が気になり出して、かれこれ十年以上、蒐集を続けている。
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そもそも「しなかった話」とは何か。読んで字のごとく、何かをしようとして、結局しなかったエピソードのことである。

『しなかった話』石川美南

はげしく同意したので。

物心がついたときから、いつかみんなが死んでしまうことについて考えていた。いや、考えていたというより、圧倒されていたというのが正しいような気がする。

『べつのしかたで』川上未映子



1日1人ずつ読んでもよいし、わたしみたいにがーーっとすべてを読んで比較するのもたのしいし、
いろんな価値観がぎゅぎゅっとつまった1冊なので、
毎年たのしみにしている。(あの、まったく仕事関係ないですよ)

 

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