見出し画像

2026年9月4日15時40分発表短期予報解説資料

1.実況上の着目点

① 台風第24号は南西諸島を通過して東シナ海に進んだところで停滞。台風中心から東側に発達した対流雲があり、発雷を伴って海上では局地的に激しい 雨を解析。

② 500hPa5640~5820mのトラフ が北日本~日本海を通過中。これに伴って、低気圧は千島近海に進み、低気圧からのびる前線は、西~東日本の太平洋沿岸まで南下。西日本の太平洋側では、雷を伴って局地的に非常に激しい雨や猛烈な雨を解析。

③ ②のトラフ西側の優勢な上空リッジの東進に伴って、中国東北区の高気圧は南東に移動しながら徐々に日本海に張り出す。

④ フィリピンの東に熱帯低気圧があって、北西進。

2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点

① 1項③の上空リッジの東進に伴って、同項の高気圧や華北の高気圧が張り出して、1項①の台風は北 上を妨げられ、1項②の前線は6日午前中にかけて、四国沖~伊豆諸島付近にほとんど停滞する。台風 は、1項④の熱帯低気圧の北上に伴って6日にかけて南西諸島をゆっくりと南下する。

② 2項①の台風、前線の停滞、さらに熱帯低気圧の北上により、太平洋側を中心に強風やしけが続く。 南西諸島や西日本では6日にかけて、東日本では5~6日は、強風やうねりを伴う高波に注意。

③ 2項①の台風周辺や前線に向かって流れ込む下層暖湿気の影響で、南西諸島や西~東日本の太平洋 側を中心に6日にかけて、大気の非常に不安定な状態が続いて、雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨が 降り、大雨となる所がある。南西諸島や西日本では5日にかけて、土砂災害に厳重に警戒、低い土地の 浸水、河川の増水や氾濫に警戒、西~東日本の太平洋側は6日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水や 河川の増水に注意・警戒。また、東日本以西では、落雷、突風、降ひょう、局地的に竜巻などの激し い突風にも注意。

④ 6日午後以降は、1項④の熱帯低気圧の北上によって、前線が再び北上する見込み。前線の北上に伴っ て大雨のリスクが北に広がる。西日本の太平洋側を中心に総雨量が増えるおそれ。

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本で、台風や熱帯低気圧は他のモデルも参考。量 的予想や降水分布はMSMLFMも参考。

4.防災関連事項 [量的予報等]

①雨量(18 時からの 24 時間):九州南部 250、奄美 180、伊豆諸島 100 ㎜。
②波浪(明日まで):沖縄・奄美・九州南部・九州北部4、四国3m。

5.全般気象解説情報発表の有無

「台風第24 号」を17 時頃に発表予定。


量的な予報については、今後の状況により変化する場合がありますので、注意報・警報や全般気象情報等に記述する数値を利用願います。


いいなと思ったら応援しよう!

はちきん 応援 よろしくお願いいたします いただいたチップは、他のクリエイターへのチップに使わせていただく予定です