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2026年9月2日15時40分発表短期予報解説資料

1.実況上の着目点

① 500hPa 5700m付近で-15℃以下の寒気を伴う寒冷渦が中国東 北区を東南東進。その南東側で は、500hPa 5820m付近の正渦度極大域対応の低気圧が、前線を伴って日本海を東北東進。北日本の低気圧近傍や前線の暖域で激しい雨を解析、日本海の前線付近でも激しい雨を解析、共に雷を検知。

② 南シナ海と日本の南はそれぞれ上層正渦度を伴う低気圧性循環場で、日本の南を台風第24 号がゆっくり北上。先島諸島近海には2つの循環の間で下層収束があり、雷を伴う激しい雨を解析。また、台風を含む低気圧性の風が広範囲で吹き、南西諸島ではうねりを伴う高波となっている所がある。

③ 西日本の南には上空に寒気を伴う正渦度極大域があって北西進。上空寒気と日中の気温上昇もあって激しい雨を解析。雷を検知。

2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点

① 1項①の低気圧は3日にかけて北海道に進み、次第に寒冷渦から変わったトラフと対応する。前線は、 3日にかけて500hPa 5820m付近で-6℃以下の寒気を伴うトラフの東進に伴って本州付近をゆっくり南下 し、4日は本州の南岸付近にほとんど停滞する。1項②の台風第24号は4日にかけて南西諸島付近を北上 した後は動きが遅くなる。3日からは、台風の東側を北上する一段と湿潤な空気が前線の南側に流れ込 み、西~東日本の太平洋側を中心に非常に激しい雨が長く続くおそれがある。これら低気圧や前線に 向かう下層暖湿気、台風周辺の下層暖湿気、1項③の上層寒気、地上の昇温の影響で、大気の状態が非 常に不安定となり、激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となる所がある。2日明け方に猛烈な雨の 降った東北地方では2日は、土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒。北陸地方では3日は、、 西日本では3~4日は、大雨や土砂災害に警戒。全国的に4日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河 川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょう、局地的には竜巻などの激しい突風に注意。

② 2項①の台風や低気圧及び前線の周辺では、強い風が吹きうねりを伴って波が高くなりしける所が ある。南西諸島では4日にかけて、北日本では2日は、東日本では4日は、強風や高波に注意。

③ 3日は、西日本や北陸地方を中心に猛暑日の所がある。引き続き、熱中症などの健康管理に注意。

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本、これまでの実況をもとにMSMLFMも参考とする。 特に前線南下時の降水強まりは、2日早朝の東北地方の事例も踏まえてMSMやLFMを参考とする。

4.防災関連事項 [量的予報等]

①雨量(18時からの24時間):東海150、北陸・四国・九州南部・奄 美120、東北・近畿・九州北部・沖縄100mm。
②波浪(明日まで):沖縄5、九州南部・奄美4、北海道・ 四国・九州北部3m。

5.全般気象解説情報発表の有無

「台風第24号」を17時頃に発表予定。


量的な予報については、今後の状況により変化する場合がありますので、注意報・警報や全般気象情報等に記述する数値を利用願います。


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