【B.PREMIERの外国籍オンザコートフリー】 世界がBリーグへ来る。すると、日本の若者の「合格点」も変わる
B.PREMIERの外国籍オンザコートフリーで本当に考えるべきなのは「日本人の出場時間が減るか」ではない。若手が、将来必要な「仕事」を経験できるかである
日本に、16歳で195cmの選手がいるとする。
走れる。
跳べる。
リバウンドも取れる。
高校なら、かなり大きい。
チームに大きな選手が少なければ、
「中を頼む」
となるだろう。
それ自体は悪くない。
その日の試合に勝つなら、合理的である。
でも、一つだけ考えておきたい。
その選手が22歳になった時、
何ができる選手になっているだろう。
B.PREMIERへ行く。
目の前には200cmを超える外国籍ウイングがいる。
ボールを運る。
ピック&ロールを使う。
3Pを打つ。
ガードを守る。
ミスマッチならポストへ行く。
別の外国籍選手は210cmを超えながら、パスで攻撃を作る。
そこで、
「高校ではリバウンドを取っていました」
だけでは苦しくなる。
身長は分かった。
では、
あなたは何ができますか。
これから日本の若手が問われるのは、たぶんこちらである。
2026年、日本人選手の「合格点」が変わる
2026-27シーズンから始まるB.PREMIERでは、外国籍選手のオンザコート制限がなくなる。
外国籍選手は3人登録でき、その3人を同時にコートへ出すことも可能になる。
一方でBリーグは、U22枠やユース育成特別枠など、若手をプロへつなげる制度も整備している。
つまり面白いことが起きる。
若手がプロへ入る入口は作る。
しかし、
プロへ入った後の競争は厳しくする。
この二つが同時に始まるのである。
ここでよく言われるのが、
「外国籍が3人出たら、日本人の出場時間が減るのでは?」
という話だ。
もちろん、その可能性はある。
ただ、本当に怖いのは、
何分減るかだけではない。
何の仕事が減るか。
こちらだと思う。
25分出ていても「育っていない」ことはある
例えば20歳の日本人ガードが25分出場したとする。
数字だけなら、
「若手を使っている」
と言える。
でも、その25分間、
外国籍ハンドラーがずっとボールを持っていたらどうだろう。
日本人ガードは、
ボールを運ぶ。
渡す。
コーナーへ行く。
空いたら3Pを打つ。
守備をする。
もちろん、それも重要な仕事である。
しかし、
ピック&ロールを何回使ったか。
自分で守備を崩したか。
ペイントへ入って判断したか。
クラッチでボールを任されたか。
ミスマッチを攻めたか。
となると、ゼロかもしれない。
つまり、
出場時間と育成時間は同じではない。
20分出たか。
30分出たか。
だけでは足りない。
その時間に、
何を経験したか。
こちらを見る必要がある。
外国籍選手が奪うかもしれないのは「席」ではなく「仕事」である
B.PREMIERでは、外国籍選手をビッグマンだけに使う必要はない。
大型ウイング。
スコアリングガード。
ポイントフォワード。
クリエイター。
さまざまな選手を同時に使える。
これは日本人若手にとって大きな変化になる。
例えばクラブに、
外国籍ハンドラー。
外国籍ウイング。
外国籍ビッグ。
がいる。
最後の5分。
誰がボールを持つか。
外国籍ハンドラー。
ミスマッチを誰が攻めるか。
外国籍ウイング。
ショートロールで誰が判断するか。
外国籍ビッグ。
リバウンドを誰が取るか。
外国籍ビッグ。
では若い日本人は何をするのか。
守る。
走る。
3Pを打つ。
ミスをしない。
プロとしては正しい。
問題は、
20歳でそこへ固定してしまっていいのか
ということだ。
将来「第4オプション」だから、20歳から第4オプションをやらせる必要はない
ここはかなり重要だと思う。
NBAでもBリーグでも、
全員がエースになれるわけではない。
日本代表でも同じだ。
だから、
「この選手は将来ロールプレイヤーになる」
と考えること自体はおかしくない。
でも、
20歳の段階から、
3P。
守備。
リバウンド。
だけをやらせると、
本当はクリエイターまで伸びた可能性を消してしまうかもしれない。
逆も同じである。
高校でも大学でもずっとエース。
毎回ボールを持つ。
守備をしない。
オフボールで動かない。
スクリーンもしない。
それではプロへ行った時に使いにくい。
必要なのは、
「エース育成」か、
「ロールプレイヤー育成」か、
ではない。
両方である。
ボールを持ってもできる。
ボールを持たなくてもできる。
これが、これからの日本人若手にはますます重要になる。
日本代表にとって一番怖いのは「外国籍に負けること」ではない
外国籍選手にポジションを奪われる。
それ自体はプロの競争である。
本当に怖いのは、
外国籍選手がいる時だけ成立する日本人選手が増えること
だと思う。
外国籍ビッグがリバウンドを取る。
外国籍ハンドラーが守備を崩す。
外国籍ウイングが最後を決める。
日本人は、
ボールを運ぶ。
スペースに立つ。
空いた3Pを打つ。
クラブでは勝てる。
ところが日本代表へ行く。
その外国籍選手はいない。
すると突然、
「誰が最初のズレを作るの?」
という問題が出てくる。
国内リーグの外国籍選手は、
日本人の弱点を鍛える存在にもなれる。
同時に、
日本人の弱点を隠してしまう存在にもなれる。
ここが非常に重要である。
Bリーグが強くなることと、日本代表が強くなることは同じではない
クラブには一つ大きな武器がある。
足りない能力を、
海外から買える。
リバウンドが足りない。
外国籍ビッグを獲る。
クリエイトが足りない。
外国籍ガードを獲る。
大型ウイングがいない。
外国籍フォワードを獲る。
クラブとしては正しい。
でも日本代表は、それができない。
だから日本代表強化を考えるなら、
Bリーグで日本人が何点取っているかだけではなく、
日本人が何の仕事を担当しているか
を見る必要がある。
誰が最初のズレを作っているのか。
誰がピック&ロールを使っているのか。
誰がショートロールで判断しているのか。
誰が複数ポジションを守っているのか。
誰がリバウンドから自分で運んでいるのか。
誰がクラッチで判断しているのか。
そこに日本人がどれだけいるか。
こちらの方が、日本代表には重要かもしれない。
特に重要なのが「195〜205cmの日本人」である
日本でこれから最も重要になるのは、
195〜205cm前後の選手だと思う。
日本では大きい。
高校なら4番。
チーム事情によっては5番。
大学でもインサイドを任される。
でも世界へ行く。
195cmは、
「大きい選手」
ではなくなる。
195cmで、
何ができる選手なのか。
こちらになる。
世界には、
200cmでボールを運ぶ選手がいる。
203cmでピック&ロールを使う選手がいる。
205cmでガードを守る選手がいる。
210cmでパスを出す選手がいる。
だから日本の195cmにも、
「リバウンドを何本取った?」
だけではなく、
「取ったあと自分で運べる?」
「クローズアウトを攻められる?」
「ガードを守れる?」
「2対1を作ったあとパスを出せる?」
と聞く必要がある。
「今センター」と「将来センター」は別の話である
例えば14歳で198cm。
チームではセンター。
それでいい。
ゴール下を守る。
リバウンドを取る。
ポストで得点する。
その身体を使わない理由はない。
ただし練習では、
ボールを運ばせる。
ピック&ロールも使わせる。
3Pも打たせる。
ガードも守らせる。
パスも出させる。
なぜなら、
14歳のポジションは、22歳のポジションではないからだ。
JBAの育成資料でも、現在所属するチームでの役割・ポジションと、将来目指す役割・ポジションが異なる可能性が示されている。
だから重要なのは、
全員をポイントガードにすることではない。
可能性を早く閉じないこと。
これだと思う。
小さいガードにも「日本人だからボールを持てる」は通用しなくなる
日本には優秀なガードが多い。
160cm台。
170cm台。
180cm前後。
競技人口の身長分布を考えても、このゾーンには多くの選手が集まる。
その中から、
ハンドリング。
スピード。
ピック&ロール。
シュート。
を磨いた選手が生き残る。
しかしB.PREMIERでは、
外国籍ハンドラーも同時に使いやすくなる。
すると日本人ガードにも別の能力が必要になる。
外国籍クリエイターがボールを持っている時には、
3Pを決める。
カットする。
POAを守る。
素早くボールを動かす。
クローズアウトを攻める。
セカンドサイドでPnRを使う。
そして自分へボールが回ってきた時には、
ゲームを作れる。
つまり、
PrimaryにもSecondaryにもなれるガード
である。
「ボールを持てる」だけでも足りない。
「ボールを持たなくても使える」だけでも足りない。
両方が必要になる。
BユースとU22は、日本にとって大きなチャンスになる
ここで重要になるのがBユースである。
Bリーグには現在、U15、U18の育成環境があり、U18ではリージョナル、エリート、インターナショナルカップなどの競技機会も整備されている。
さらにB.PREMIERではU22枠も始まる。
つまり、
U15。
U18。
U22。
トップチーム。
という形で、
15歳前後からプロまでをつなげられる可能性が出てきた。
これはかなり大きい。
高校3年間だけを見る必要がない。
大学4年間だけを見る必要もない。
22歳で何ができる選手にしたいのか。
そこから逆算できる。
ただしU22枠は「若手を置く制度」になったら意味がない
U22の選手を登録した。
トップチームの練習に参加した。
ベンチにも入った。
それだけで、
「育成しています」
となってはいけない。
重要なのは、
何をやらせたか。
である。
年間300分出場した。
では、その300分で何をしたのか。
何回ピック&ロールを使った?
何回外国籍エースを守った?
何回クローズアウトを攻めた?
何回クラッチで判断した?
何回失敗した?
その次は修正できた?
こちらを見る。
「Developmental Possessions」を数えてもいい
例えば195cmの若手ウイング。
年間平均8得点。
それだけでは、
将来どんな選手になるのか分からない。
そこで、
Developmental Possessions=成長につながるポゼッション
を考える。
年間で何回、
リバウンドから自分で運んだか。
PnRのハンドラーをやったか。
クローズアウトを攻めたか。
ミスマッチを判断したか。
ガードへスイッチしたか。
ヘルプから次のローテーションまで行ったか。
こういう経験を数える。
得点が7点から8点へ増えたことより、
育成という意味では重要な場合がある。
なぜなら、
選手は「将来必要になる問題」を解いた回数によって成長するからだ。
2026年U17ワールドカップを見ると、この問題は分かりやすい
2026年男子U17ワールドカップ。
日本代表の平均身長は186.3cm。
日本はアメリカに66―128。
ラウンド16ではリトアニアに62―98で敗れた。
最終順位は14位だった。
もちろん、
「日本は小さいから負けた」
で終わらせるべきではない。
サイズは重要だ。
しかしサイズだけでもない。
世界の強豪を見ると、
大きい選手が、
走る。
運ぶ。
パスする。
判断する。
守る。
そして複数の選手が攻撃を始められる。
つまり差は、
身長だけではなく、
一人の選手が何種類の問題を解けるか
にもある。
日本が増やすべきなのは「身長」だけではなく「役割の密度」である
例えば日本代表に195cmの選手が5人いたとする。
それだけで世界サイズになるわけではない。
5人全員が、
リバウンド。
スクリーン。
コーナー3。
しかできなければ、
できる仕事の種類は少ない。
でも195cmの選手が、
運べる。
PnRを使える。
3Pを打てる。
複数ポジションを守れる。
リバウンドから攻撃を始められる。
なら話は変わる。
一人で複数の仕事ができる。
私はこれを、
Role Density=役割の密度
と考えたい。
日本に必要なのは、
単純に200cmの選手を増やすことだけではない。
200cmの選手の中に、いくつの仕事を入れられるか。
こちらである。
B.PREMIERは、日本人若手にとって「毎日の世界大会」になれる
オンザコートフリーには、大きなメリットもある。
若い日本人ビッグが、
毎日210cm級の外国籍ビッグと戦う。
若いウイングが、
200cmの外国籍クリエイターを守る。
若いガードが、
フィジカルの強い大型ハンドラーからプレッシャーを受ける。
これまでは国際大会へ行かなければ経験できなかった問題が、
毎日の練習場にある。
これはものすごく大きい。
外国籍選手は、
競争相手である。
でも同時に、
最高の教材にもなり得る。
ただし「一緒に練習すれば育つ」わけではない
ここを間違えてはいけない。
外国籍スターと毎日練習している。
だから成長する。
そんなに簡単ではない。
見ているだけでは、
判断力は育たない。
自分でやる。
失敗する。
映像を見る。
修正する。
もう一度やる。
これが必要だ。
つまり若手育成には、
高いレベルに触れること
と、
自分で責任を持ってプレーすること
の両方が必要になる。
世界レベルの選手と練習する。
世界レベルの選手と戦う。
そして自分にもボールが渡される。
この三つがそろって初めて、
競争環境が育成環境になる。
必要なのは「若手を守ること」でも「全部競争させること」でもない
若手だから無条件で20分出す。
これも違う。
実力がなくても出場できるなら、競争基準は上がらない。
逆に、
「プロなんだから自分で勝ち取れ」
ですべて終わらせる。
これも危ない。
28歳の完成された外国籍選手。
日本代表クラスのベテラン。
19歳の未完成な若手。
この3人を、
「今日の試合で一番勝てるのは誰か」
だけで競争させれば、
当然、未完成な若手は不利になる。
だから必要なのは、
Protected Minutesではなく、Protected Development。
出場時間を保証するのではない。
成長に必要な経験を保証する。
こちらだと思う。
例えば「年間100回はやらせる」を決める
195cmの20歳。
トップチームではロールプレイヤー。
それでいい。
でも年間で、
PnRハンドラー100回。
リバウンドから自分でプッシュ100回。
クローズアウトアタック100回。
外国籍ガードへのスイッチ100回。
こういう経験を意図的に作る。
トップチームで全部できないなら、
U22。
育成ゲーム。
練習。
3x3。
国際遠征。
別カテゴリー。
何でもいい。
重要なのは、
一年間で何分出したかではなく、何を何回経験させたか
を設計することである。
日本の育成KPIも変えた方がいい
若手を見る時、
得点。
リバウンド。
アシスト。
出場時間。
だけでは足りない。
例えば、
自分から守備を動かした回数。
味方が作ったズレを次へつないだ回数。
キャッチ後すぐ正しい判断をした回数。
何種類のポジションを守ったか。
リバウンドから自分で攻撃を始めた回数。
同じ失敗を次のプレーで修正できたか。
こういうものを見る。
これは単なる「高度なスタッツ」ではない。
その選手が将来、何者になれるのかを見るための数字
である。
高校、大学、Bユース、プロで育成をリセットしてはいけない
日本には、
学校部活。
クラブ。
Bユース。
大学。
Bリーグ。
年代別代表。
いくつもの育成経路がある。
これは強みでもある。
ただし、
カテゴリーが変わるたびに育成思想まで変わったら困る。
高校ではセンター。
大学では4番。
プロでは3&D。
代表へ行ったら、
「クリエイトしてください」
と言われる。
それでは遅い。
必要なのは、
15歳から22歳まで、その選手が何の仕事を経験してきたのかをつなげること
だと思う。
日本に才能がいないのではなく、才能の「使い方」が問題なのかもしれない
日本にも、
優秀なガードはいる。
190cm台のアスリートもいる。
200cm近い若者もいる。
だから問題を、
「日本人は小さい」
だけで終わらせたくない。
15歳で195cmだった。
だからセンター。
18歳でもインサイド。
大学でもスクリーンとリバウンド。
22歳になった。
そこで突然、
「世界ではウイングサイズだから、ボールを運んでください」
と言われる。
それは難しい。
22歳になってから新しい仕事を渡すのではなく、
15歳の時から仕事を消さない。
こちらの方が重要である。
世界がBリーグへ来ることは、日本にとって脅威なのか
答えは、
どちらにもなり得る。
外国籍選手が重要な仕事を担う。
日本人若手の出場機会が減る。
失敗できる時間が減る。
そうなる可能性はある。
でも同時に、
毎日の競争基準は上がる。
日本にいながら世界のサイズと戦える。
外国籍ハンドラーを守れる。
外国籍ビッグとリバウンドを争える。
世界レベルの判断を近くで見られる。
つまり、
「日本では大きい」
「日本では速い」
「日本では上手い」
ではなく、
世界基準で何ができるのか
を毎日問われるようになる。
これは、日本の若手にとって大きなチャンスでもある。
だからB.PREMIERの育成効果を「日本人の出場時間」だけで測ってはいけない
2026-27シーズンが終わった時、
日本人若手の平均出場時間が増えた。
減った。
もちろん、それも見たい。
でも、もっと知りたい。
20歳の195cmは、
何回ボールを運んだのか。
21歳のガードは、
外国籍クリエイターの横で何を覚えたのか。
若いビッグは、
ショートロールで何回判断したのか。
U22の選手は、
トップチームの練習にいただけなのか。
それとも、
本当に仕事を任されたのか。
人数ではなく、役割を見る。
時間ではなく、経験を見る。
ここまでやって初めて、
B.PREMIERが日本人育成へ何をもたらしたのかが分かる。
守るべきなのは「若手の席」ではない
外国籍選手からポジションを奪う。
もちろん、それができれば素晴らしい。
でも本当の目的は、
外国籍選手を減らすことではない。
外国籍選手と戦う。
外国籍選手の判断を見る。
外国籍選手の身体の使い方を知る。
外国籍選手の横でも機能する。
そして、
自分の仕事を増やす。
外国籍選手がいるから、
日本人は3&Dになる。
ではない。
外国籍選手がいるからこそ、
3&Dもできる。
クリエイトもできる。
守れる。
リバウンドから運べる。
ボールがなくても働ける。
そういう選手を作る。
B.PREMIERのオンザコートフリーは、
日本人若手の出番を減らす制度になる可能性もある。
でも設計次第では、
日本人選手の「合格点」を世界基準まで引き上げる制度
にもなり得る。
その違いを生むのは、
外国籍選手が何人いるかではない。
若い日本人に、
何の仕事を、何歳から、何回やらせるか。
そこだと思う。
世界はもう、
代表戦の向こう側にだけいるわけではない。
同じアリーナにいる。
同じ練習場にいる。
同じポジションを争う。
同じボールを取り合う。
厳しい。
でも日本が本当に世界へ近づきたいなら、
それは最高の教材にもなる。
だから守るべきなのは、
若手の「席」ではない。
若手が将来必要になる仕事を、失敗しながら経験できる権利である。
出場時間だけを与えるのではない。
問題を与える。
考えさせる。
失敗させる。
修正させる。
そして、
もう一度任せる。
それを15歳から22歳まで繰り返す。
そうすれば、
15歳で195cmだった少年は、
22歳になった時、
「日本では大きかった選手」
ではなくなる。
世界から、
「195cmなんだね。それで、何ができるの?」
と聞かれた時、
答えられる。
195cmです。
でも、身長が僕の仕事ではありません。
運べる。
守れる。
打てる。
判断できる。
味方を生かせる。
ボールがなくても働ける。
日本バスケの次の育成競争は、
「大きな選手を何人作れるか」
だけではない。
一人の選手の中に、何種類の仕事を育てられるか。
たぶん、そこから始まる。
