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48歳、40人と会って気づいた。「会える人」と「合う人」は違う

最初に会った女性との関係が終わってから、いくつかのサービスを使うようになった。
ラブアンから始まり、PCMAX、ワクワクメール、ハッピーメール、イククル。その後はXも使った。

数えてみると、この一年ほどで顔合わせをした女性は40人くらいになる。
人を見る目が身についたかと聞かれると、そこまでの自信はない。
ただ、会う前にどこを見るかは、最初の頃からかなり変わった。

最初に見ていたのは、身長とスタイル

相手を探すとき、最初に見ていたのは身長やスタイルだった。
もちろん写真も見る。

ただ、このご時世なので、写真には多少の加工があるものと思っていた。
参考にはするが、そのまま信じていたわけではない。

プロフィールも、読めばその人が分かるというほど簡単ではなかった。
何人も見ていると、似たような文章にもよく出会う。

「自分の人生にはない経験を伺いたい」
そんな一文を何度見たかは覚えていない。

悪い文章ではない。ただ、同じような自己紹介が続くと、それだけで相手を判断するのは難しくなる。

逆に、「これは嫌です」「こういう人は無理です」とNG項目を大量に並べているプロフィールは、避けるようになった。
条件が合わないというより、会う前から少し疲れそうだと思ってしまうからだ。

向こうからすれば、面倒な男を避けるために必要な自衛なのかもしれない。そのあたりは、お互い様だと思う。

条件は、こちらから伝えるようになった

始めた頃は、顔合わせ1、食事1、大人3という条件で会っていた。

その後、何人かと会ううちに、顔合わせは0.5へ変えた。食事1、大人3はそのまま。

顔合わせで終わることが続き、そのたびに1を渡すことが、だんだん馬鹿らしくなってしまったのが正直なところである。

相手に希望額を聞いて、そこから話し合うこともやめた。
こちらから条件を伝え、合わなければ次へ進む。

顔合わせを重ねても、その先につながらないことが続いた。
そのたびに1を渡しているうちに、自分は何のために顔合わせを繰り返しているのだろう、と思うようになった。

値切りたいというより、すれ違いに時間とお金を使いたくなくなったのが、やり方を変えたきっかけだった。
このやり方が正しいとは思っていない。単に、自分にはそのほうが楽だった。

プロフィールより、メッセージを見る

会う人数が増えるにつれて、プロフィール以上にメッセージのやり取りを見るようになった。
最初に条件を伝えているので、そこに問題がなければ、あとは顔合わせの日時と場所を決めるだけである。

しかし、短文だけで要領を得なかったり、こちらの確認に答えてもらえなかったりして、やり取りがままならない人もいた。

一度、そうした違和感を抱えたまま顔合わせをしたことがある。
会えば印象が変わるかもしれないと思ったのだ。

実際に会ってみると、相手はあまり話す気がなさそうだった。
スマホを見る時間が長く、受け答えもほぼYESかNO。

会話が苦手というより、こちらに興味がないのだろうと感じた。

その日は顔合わせだけで終わった。良いと思った相手なら、その後に食事へ誘うこともあったが、その女性には連絡しなかった。

だからといって、相手が悪いという話ではない。
短いやり取りを楽だと思う人もいるだろうし、沈黙が苦にならない人もいる。

何を違和感と感じるかは、人によって違う。
そして、そのとき感じた違和感は、会っても特に消えなかった。

この頃には、後に書くことになるトラブルもあった。
それは、また別の話である。

顔合わせでは、話し方以外も見ていた

実際に会ってから気になることもある。
目を見て話すか、スマホをどのくらい見るか、食べ方はどうか。

一度、お茶の席で食べ方がかなり気になる女性がいた。

別の顔合わせでは、歯の汚れが目についたこともある。夏場に、汗や体臭が気になったこともあった。

こうした部分も、どこまで気になるかは人それぞれだと思う。
自分が神経質なだけだと言われれば、否定はできない。

こちらも48歳の男なので、他人の身だしなみを偉そうに採点できる立場ではないが、それでも今後一緒に食事をしたり、もっと近い距離で会ったりすることを考えると、自分にとっては無視できない部分だった。

もちろん、これは女性側だけの話ではない。
むしろ年齢を考えれば、P側のほうが気をつけることは多いと思う。

服装や髪、口臭や体臭。気をつけることはいくらでもある。
店員への態度や、会話中にスマホばかり見ていないか。

相手から見られているのは、こちらも同じである。

48歳の男が女性の歯や食べ方を気にしている一方で、向こうもこちらの加齢臭や清潔感を確認していたかもしれない。

そう考えると、こちらだけが相手を選んでいるような顔はできない。
顔合わせは、お互いに「次も会えるか」を見ている時間だったのだと思う。

使う場所も変わった

使うサービスも、少しずつ変わっていった。

ラブアンは、一般的な出会い系に比べれば月額費用はかかる。ただ、ほかのP活向けマッチングアプリと比べると、まだ安いほうだと思う。条件が合えば比較的会いやすく、自分が会った範囲では、写真やプロフィールと実物が大きく違うことも少なかった。

PCMAX、ワクワクメール、ハッピーメール、イククルは、メッセージなどにポイントを使う。相手を絞って使えば、費用はそれほどかからない。
一方で、業者ではないかと思う相手に出会ったこともある。

現在は、主にXを使っている。

女性側の募集に応募し、DMで条件を提示して確認できるので話が早い。何より利用料がかからない。

自分にとっては、今のところ一番楽である。

会えることと、合うことは別だった

最初の頃は、顔合わせや食事を重ねてから、その先の関係へ進める相手を探していた。

今は、最初から大人の条件を確認して会い、その中から会話も身体の相性も合う女性を探す形に変わった。

これも、誰にでもおすすめの方法ではない。
自分が何人かと会ってきた結果、今はそうなっているだけだ。

40人ほど会って分かったのは、人を見る目が身についたということではない。
合わなそうな人に、わざわざ会いに行くことが減っただけである。

会うこと自体は、それほど難しくない。
難しいのは、自分に合う人に会うことだった。

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