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AIパスポートの学びの中で、少し見え方が変わってきたこと……【大人の時間を整える、AI生活デザイン術 #17】

生成AIについて学び始めてから、少しずつ見え方が変わってきたことがあります。

知識が増えた、と言えなくはないのかもしれません。
けれど、今の自分の感覚に近いのは、何かを覚えたというより、分からないものとの距離の取り方が少し変わってきた、ということです。

先週は、RAGとAIエージェントといった言葉にも触れました。
最初は少し遠く見える言葉でも、自分の仕事や暮らしに引き寄せながら考えてみると、受け止め方が少し変わってくるように思います。

以前の自分は、知らない言葉に出会うたびに、少し身構えていた気がします。
聞いたことはあっても、自分とはあまり関係のない世界のもののように見えていました。

それが今は、まだ十分に分かっているとは言えなくても、前より少しだけ手元に近づいてきた感じがあります。
難しい言葉のままでも、すぐに遠ざけなくてよいのかもしれない。
そんなふうに思えるようになってきました。


最初は遠く見えていたものが、少しずつ近づいてきた

学びの中では、これまで知らなかった言葉や、聞いたことはあっても意味をつかめていなかった言葉が、いくつも出てきます。

そういうものに出会うたびに、以前なら、分からないものとして少し構えていたように思います。
早く理解しなければいけない。
ちゃんと分からなければ使ってはいけない。
どこかで、そんな気持ちもあったのかもしれません。

けれど、少しずつ学びを重ねる中で、分からないことがあるままでも、いったん受け止めてみることができるようになってきました。

大事なのは、最初から深く理解することだけではないのだと思います。
まずは、それが何のためにあるのか。
どんな場面で出てくるのか。
自分の仕事や暮らしと、どこかでつながるものなのか。

そうやって、自分のいる場所に引き寄せながら見ていくと、遠いままだと思っていたものにも、少しずつ輪郭が出てきます。

急に身近になるわけではありません。
でも、前より少し見えやすくなる。
その変化は、小さいようでいて、自分の中ではあまり小さくありませんでした。


非エンジニアの自分には、自分なりの学び方がある

私はエンジニアではありません。
技術の言葉に慣れているわけでもありません。

だからこそ、学ぶときには、自分なりの入り方が必要なのだと思っています。

細かい仕組みをすぐに理解しようとするより、まずはそれが何に役立つのかを考える。
自分の実務や発信の中で、どんなふうに関わってくるのかを想像してみる。
そうやって、自分の言葉で受け止め直していくと、学びが少しやわらかくなります。

難しいことを、難しいまま抱え続けるのではなく、今の自分が受け取れる形に少しほどいていく。
そのやり方のほうが、自分には合っているように感じます。

非エンジニアだから不利だ、というよりも、非エンジニアだからこそ、急がずに確かめながら進む学び方があるのかもしれません。

それは、書く仕事の中で言葉を整えるときの姿勢とも、どこか似ています。
分かったふりを急ぐより、少しずつ自分の言葉に置き直していく。
そのほうが、あとから残るものも静かで確かな気がします。


学ぶことは、安心して向き合うための土台でもあった

以前は、生成AIを使うことに、便利さと一緒に少し落ち着かなさもありました。

何ができるのか。
どこまで任せてよいのか。
自分はどこまで分かって使えているのか。
そうしたことが、どこか曖昧なままだったからだと思います。

でも、学びを少しずつ重ねる中で、全部を理解していなくても、前より落ち着いて向き合えるようになってきました。

知ることは、使いこなすためだけではないのだと思います。
知らないまま触れる不安を、少しやわらげるためでもある。
安心して付き合っていくための土台を、静かに整えることでもある。
今の自分にとっては、その意味のほうが大きいのかもしれません。

すぐに何かが大きく変わるわけではありません。
けれど、少し分かることで、少し落ち着ける。
その感覚は、思っていた以上に大切でした。

学びの中で見え方が変わってくると、考える時間の持ち方や、向き合う環境の整え方も、少しずつ変わってくるのかもしれません。
今は、そんなふうにも感じています。


足元を整えるための学びとして

学ぶというと、先へ進むためのもののように思ってしまうことがあります。

もちろん、それもあると思います。
でも今の自分にとっては、この学びは、前へ急ぐためだけのものではありません。

むしろ、足元を整えるための学びに近いように感じています。

分からないことをそのままにせず、少しずつ見えるようにしていくこと。
難しそうに見えるものも、自分の言葉で受け止め直していくこと。
そうした積み重ねが、これから生成AIと向き合っていくときの土台になっていくのだと思います。

たくさん知ることよりも、少しずつでも、自分なりに受け止めながら進んでいくこと。
今は、その歩き方を大切にしたいです。

これからも、急がずに、ひとつずつ。
学びながら、見え方の変化そのものも、静かに受け取り直していけたらと思います……




最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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