どうしたって自由に生きたい私。
約8年間のルームシェアに別れを告げ、ひとり暮らしをはじめた。
ルームシェアの相手は、11年一緒に過ごしたかけがえのないパートナーだった。彼女との生活が何よりも楽しかった時期、辛かった時期、色々あったけど、パートナーを解消しても一緒に暮らす選択肢は彼女にはなかったようで、彼女のなかでどうしても私のことを許せなかったらしい。
お互い、足りないものを補うつもりが、一緒に共倒れ状態で、この先彼女との未来を考えることは私にはできなかった。
普通の恋愛。
何が普通か、何が普通じゃないか、きっと私たちはそれに対して過剰だった部分がある。「一緒にいたいだけでも良いじゃないか」そんな可愛いことを言えたのははじめの数年だけ。
どうしたって、私は自由に生きたかった。
きっと、転換期なんだろう。自己学習と新しいコミュニティへの参加と、気がついたらひとりが気楽になっていたし、彼女との会話が減った。
自分の欲望を満たしてくれる相手を見つけた。
私もちゃんと人間だった。
どちらかと言えば、私の方が思っていたよりずっと合理的だったのかもしれない。効率重視、利用できるものは利用する。
いつかバチが当たるなあって思ってたら、こうなった。
半年前に彼女と共に引っ越したばかりなのに、まさかのひとり暮らしデビュー。貯金なんてない、なんならこの先どう生きようかなんて、ジタバタしていた。
転職はしたけれど、自由に生活できる環境を優先して、正社員ではなくパートに、時間数も正社員で働いてた時に比べて減らした。
自由度は上がったけど、収入は下がった。
副業をしようと色々ともがいたけれど、なかなか上手くいかず、集中しようと意気込むと別の考えるべきことが出てくる。
彼女とのことを考え、それがひとり暮らしのことに変わり、最近やっと自分のために考えることができるようになった。
この一年、私はずっと何かを考えていた。
彼女とのこと、彼とのこと、暮らしのこと、家族のこと、これからの仕事のこと…。
思考が趣味の私にはちょうどよかった。
でも、疲れたなあ…とぼーっとする時間も必要だった。
ひとり暮らしが始まって3ヶ月が経った。
私はこの選択はよかったと思ってる。
今までセーブしていたコミュニティへの参加をなんの障害もなくはじめられること。35歳になってはじめて親に泣きついたこと、この人となら結婚してもいいと思える人に出会えたこと。
すべて、偶然の上にある必然だったんだろうな…と思った。夏が始まる前にはじまったひとり暮らし計画が、暑い暑い夏を通って、3ヶ月。
来月からまた2つの新しい場所が始まる予定で、わくわくしつつ、私は、今日も身体と時間足りない…なんてぼやくのだ。
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