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〈石原莞爾〉マッカーサー、怖れた唯一の日本人.06c

このシリーズ、すでに06~部分枝を含めると8章程度になります。ほとんど資料の羅列です。
再三、断っておりますが、本人著者は、文筆プロではなく、市井のブロガーであり、これによって日本戦後史を総括する、などという似非作家を自認するものではありません。

端緒は「石原莞爾」陸軍大佐、の稀なる素性を、既知の資料をかき集め、そこに展開する2.26事件、さらに波及する「満州事変」に話が及んで、その資料がますます膨大になり、本音を明かせば、個人の編集力をすでに超えてしまい、また、それを語ることが昭和戦後を露出するという、局面に踏みこんだ、と自覚したのです。ですから、これから先の、この説話は、どう変化するのか予断を許しません。(今後、内容によってはは日本の大財閥、主要大企業名が露呈することもあります)

昭和日本アヘンマネー

かつて日本がやっていた「異常なビジネス」…満州の「黒いカネ」はどこへ消えたのか 裏社会
2023.03.19 歴史作家 島崎 晋 :現代ビジネス

アヘンの専売で莫大な利益が…
アヘンから上がる利益は想像をはるかに上まわり、熱河省では省財政の半分をアヘンに依存し、建国当初の満州国でも歳入予算6400万円のうち1000万円をアヘン売買からの利益で賄っていたという当事者の証言が残っています。
アヘン収入のすべてが満州国財務省に収められたわけでなく、関東軍の機密費に充てられたほか、満州国総務庁や秘密結社の青幇、敵であるはずの中国国民党の蔣介石らにも分配されるなど、佐野眞一氏が『阿片王 満州の夜と霧』(新潮文庫)のなかで指摘したように、表に出ない数字のほうが多いため、全容解明までには、まだまだ相当な時間がかかりそうです。
近代中国の軍閥間の戦争において、命がけの戦いが行われることは極めて稀でした。勝敗の多くは、どちらがより多くの裏切り者を獲得できたかという、裏工作の成否にかかっていたからです。
正面での砲撃戦や銃撃戦は京劇の銅鑼とは言わないまでも、“やってる感”を出すためのもの。そんな軍隊ですから、民衆相手には容赦なく略奪・暴行を働くくせに、少数でも死に物狂いで向かってくる相手には手こずり、まして外国軍が相手となると、まったく役に立ちませんでした。一部抜粋



昭和日本アヘンマネー
≪アヘンマネー≫は、関東軍の膨大な戦費や、日本の傀儡である 汪兆銘 の南京国民政府の維持費、さらには陸軍の謀略工作資金として裏で還流していきました。
この一連のシステムは、土肥原賢二らの「謀略(関東軍)」、星野直樹や岸信介らの「官僚(満洲国高官)」、里見甫の「裏社会(里見機関)」、そして「昭和通商(陸軍・財閥)」が一体となって機能させた、昭和史の最も暗い経済活動と言えます。
この巨大なアヘン利権が、戦後の日本政治やフィクサー(児玉誉士夫や笹川良一など)へどのように繋がっていったのか、または極東国際軍事裁判(東京裁判)での彼らの処分について?
莫大な利益(アヘンマネー)は、関東軍の膨大な戦費や、日本の傀儡である汪兆銘の南京国民政府の維持費、さらには陸軍の謀略工作資金として裏で還流していきました。この一連のシステムは、土肥原賢二らの「謀略(関東軍)」、星野直樹や岸信介らの「官僚(満洲国高官)」、里見甫の「裏社会(里見機関)」、そして「昭和通商(陸軍・財閥)」が一体となって機能させた、昭和史の最も暗い経済活動と言えます。


偽りの帝国 満州アヘンマネーを追う 記事 第5回 朝日新聞連載
満州に蔓延したアヘン、貧困層が犠牲に 現代の米国にもつながる病根
2023年7月11日 10時00分(2023年8月16日 16時24分更新)
編集委員・永井靖二

日本の人造国家・満州国の財政を支え、日本軍の資金源にもなったアヘンマネー。当時なぜ、日本は禁断のアヘンに頼ったのか。現代の社会にもつながる病根とは。アヘン問題の研究で知られる東海大の小林元裕教授(60)に聞いた。

【プレミアムA】満州 アヘンでできた“理想郷”
【連載】皇后はアヘンに溺れた 日本の人工国家「満州国」を支えた闇の資金源
 ―関東軍はじめ中国大陸に派遣された日本軍が、アヘンや麻薬の密貿易で資金を作ったという証言があります。
 それは事実です。基本的には、日本軍の中央機関は「アヘンには手を出すな」という抑制的な傾向が強かった。しかし、現地軍は「機密費」として自由に使える金がいくらでも必要だった。お金がなければ、現地住民は占領者になびきませんから。それをアヘン取引が可能にしたのです。
 上海など華中と呼ばれる地域では、軍の特務機関が密売組織と手を組み、軍人が表に出ないよう民間人に商売させる手法がとられました。青幇(チンパン)や紅幇(ホンパン)といった、現地の黒社会とうまく結びついて、資金源にした。私はこれを、日中の「負の協力体制」と呼んでいます。
 「中国人が欲しがるから、供給しているんだ」というのが言い分でしょうが、一番の利益を得たのは日本軍でした。そして被害を受けたのは現地の人々でした。薬物は貧困層だけでなく富裕層も使用しましたが、最も被害を受けたのは、貧困に苦しむ人々でした。この点は歴史的に一貫しています。アヘンや麻薬の問題は貧困と格差の問題だととらえると、現代の問題につながります。
台湾領有で直面したアヘン問題  「少しずつ減らす」は建前
そもそも日本は、アヘンとどう関わってきたのでしょうか?
部分記事抜粋


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