わらわら話|第3回 比例区選出議員の離党問題〈上〉徒労感が政治離れを引き起こす
努力を重ねる際の一番の敵、それは「徒労感」
私は大学入試で2浪し、大学で2年留年した挙げ句、司法試験で怒涛の7連敗を喫しました。あ、司法書士には2回落ちています。認めたくないですが「浪人のプロ」です。今も、弁護士稼業をやっていますが、まぁ、政治浪人ですね。
浪人のプロとして解説します。何か目標を立てて努力を重ねる際のいちばんの敵は何でしょう?
強力なライバル?怠け心?本番での弱気の虫?
私はいずれでもないと断言します。私の答えは、「徒労感」です。一所懸命に努力する人ほど、この「徒労感」に襲われる。正しい努力をしているのに「この努力は意味のあることなのか?」という必要のない自問自答からはじまり、「何をやっても意味はない」に行きついてしまう。
「徒労感」だけはダメです。受験生のみなさん、「徒労感」を取り除く努力をしましょう。
政治も同じ-最も罪深い「徒労感」
以上は受験勉強の話ですが、これは政治過程も同じだと思います。有権者に「何をやっても意味はない」「自分の一票では変わらない」という「徒労感」を抱かせてしまった時点で、政治は失敗です。やがては「投票に行っても無駄だ」につながり、有権者を投票所から遠ざけるといういちばん罪深い事態に至るからです。
私は、政党対抗戦たる比例区で選出された国会議員が離党することが、有権者に「徒労感」を抱かせる最たるものだと思っています。
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