学校も塾も休み。「家にいるなら勉強」は正解?大雨休校の日の中学受験家庭
導入:朝から予定、全部消えました☔
9月7日。
関東では大雨の影響で、学校の臨時休校が相次いでいます。
東京の複数の区。
横浜市。
川崎市。
千葉市。
さいたま市。
栃木県では、すべての公立小中学校が休校。
塾や予備校でも、休講や授業実施の変更が出ています。
朝起きたら、
「学校休み」
そのあと、
「塾も休講」
子どもにとっては、
「やったー!」
かもしれません。
一方、中学受験家庭の親の頭には、別の考えが浮かびます。
「じゃあ今日、結構勉強できるんじゃない?」
……私も思います。
我が家は中2・小5・小3の三兄弟。
突然3人の予定が変われば、仕事、昼ごはん、勉強、家の中の人口密度まで全部変わります。
でも、今日の休校は休日ではありません。
安全のために、予定が止まった日です。
だから今日は、空いた時間を全部勉強で埋めるのではなく、
「予定が崩れた日に、どう家庭を回すか」
を考えてみたいと思います。
1.まず、「せっかく休みだから」は封印する
学校が休み。
塾も休み。
となると、親はつい言いたくなります。
「せっかく時間あるんだから、夏期講習の復習やったら?」
「この前の模試、直せるよね?」
「学校の宿題も終わらせちゃえば?」
気持ちはものすごくわかります。
でも今日は、そもそも外出に危険があるから休校になっています。
子どもも朝から、
学校はある?
塾は?
電車は?
友達は?
と普段と違う情報を受け取っています。
まずやるのは勉強ではなく、
学校・塾からの連絡確認。
避難情報の確認。
充電。
家族の居場所確認。
です。
雨が弱くなっても、土砂災害や冠水などの危険が残る場合があります。
「塾が休みなら図書館へ行こう」
ではなく、今日は不要な外出を増やさない。
これが最優先です。
2.勉強するなら“今日の3つ”だけ
とはいえ、一日中ゲームと動画というのも気になります。
そこで、わが家なら朝に決めるのは3つだけ。
計算を10分。
漢字を10分。
昨日までに習った単元を1ページ復習。
これくらいです。
ポイントは、
休講になった授業分を今日すべて取り返そうとしない
こと。
予定外の休みの日に、新しい単元を大量に進めるより、
すでに習ったものを短く思い出す
くらいで十分だと思います。
全部終わったら、
「次何やる?」
ではなく終了。
空いた時間まで全部受験勉強へ差し出す必要はありません。
3.休講分は“今日の借金”にしない
塾が休講になると、親として一番気になるのが、
「この授業、どうなるの?」
です。
振替になるのか。
オンライン授業になるのか。
動画配信になるのか。
宿題だけ出るのか。
今日のうちにすべて確認したくなります。
でも、塾側も交通状況や警報を見ながら対応を決めています。
実際、今回も授業を休講にした塾・予備校や、時間帯ごとに実施判断を出すところ、オンライン授業は継続するところなど、対応はさまざまです。
まず公式連絡を待つ。
そして休講になった一コマを、
「今日中に家庭で補わなきゃ」
とは考えない。
明日以降に振替や動画が決まってから、スケジュールへ戻せば十分です。
4.オンライン授業があっても、“通常日”に戻そうとしない
最近は、休講でもオンラインへ切り替えられる塾があります。
これは本当に便利です。
ただ、
学校はオンライン。
塾もオンライン。
その合間に宿題。
となると、朝から夕方まで画面の前ということもあります。
オンラインだから通常通り全部できる。
ではなく、
今日は移動のない特殊な日
として考えます。
授業があるなら受ける。
終わったら休む。
追加課題まで盛らない。
それくらいでいい。
安全のために止まった一日を、家庭学習でぎゅうぎゅうに埋めなくてもいいと思います。
5.フルタイム母にとって、突然の休校も普通に大事件
そして忘れられがちなのが、親の予定です。
子どもが休校になっても、会社は休みにならない。
オンライン会議はある。
仕事の締め切りもある。
その横から、
「お昼なに?」
「Wi-Fi遅い」
「暇」
が飛んできます。
三兄弟全員が家にいたら、それだけでかなりの非常事態です。
だから今日くらい、
昼は冷凍食品。
丸つけは夕方。
勉強を見るのは10分だけ。
でもいい。
「休校なんだから、親が有意義な一日にしてあげなきゃ」
まで背負わない。
家族が安全に一日を終えられたら、それでまず合格です。
6.雨が落ち着いたら、“次回のために一つだけ”
こういう日は、意外と次回の備えを見つけるチャンスでもあります。
学校からの連絡はどこに来た?
塾の休講情報はどこで確認した?
子どもの端末は充電されていた?
オンライン授業にすぐ入れた?
家族全員、避難場所を知っていた?
全部改善しなくても、
「次はここを変えよう」
を一つだけ決める。
今日の経験が、次の大雨や台風の日に役立ちます。
まとめ:休校は“空いた日”ではなく、“安全のために止まった日”
学校が休み。
塾も休み。
予定が全部なくなった。
中学受験家庭としては、
「この時間、勉強に使える」
と思ってしまいます。
でも今日、一番大切なのは、
安全に家で過ごすこと。
勉強するなら、
計算。
漢字。
復習1ページ。
くらい。
休講した授業を今日中に取り戻さない。
オンライン授業のあとに追加課題を詰め込まない。
親も、突然変わった一日を完璧に回そうとしない。
大雨の日は、
「予定どおり進める日」
ではなく、
「予定が変わっても、落ち着いて過ごす練習の日」
なのかもしれません。
学校も塾も休みになった今日。
わが家の目標は、
たくさん勉強すること
ではなく、
家族全員が無事に一日を終えること。
それができたら、今日は十分です☔
