スポーツ指導者の「タイプ」
あくまでも私見だが、実績のある「スポーツ指導者」は次の8つの「タイプ」に分けられるのではないかと思う。
「戦術家」型
データの分析や相手への対策を重視する。試合中の采配には「切れ」があり、タイムアウトなどの使い方も上手い。
「育成」型
目先の勝利だけではなく、選手の長期的な成長を重視する。プロの世界だと「若手の育成」を得意とし、少年スポーツや部活動では勝利や技能の向上だけでなく「人間的な成長」を大切にする。
「カリスマ」型
強い信念や実績、個性的な哲学などによって選手を引っ張り、指導者自身がチームの顔になっている。チームのスター選手だった者が、そのまま指導者になるというケースも多い。
「管理」型
規律、役割分担、練習方法などを細かく徹底し、組織としての統率を取る。少年スポーツや部活動では成果を上げやすいが、プロスポーツの場合だと選手から反発を招くこともある。
「対話」型
選手の話をよく聞き、話し合いながら方針を決めていく。選手の納得感や主体性を重視する。
「モチベーター」型
選手を励まし、気持ちを高めながら個々の力を引き出していき、「この人のために頑張りたい」と思わせる。試合前のロッカールームでの話なども巧みである。
「権威」型
指導者が明確な方針を示す。「管理」型の指導者のように細かいことは言わないが、不満を漏らす選手をレギュラーから外すなど、その対応は厳格である。短期間で成果を出しやすいが、内部で不満がくすぶることも多い。
「サーバント」型
指導者が前面に出るよりも、選手が力を発揮しやすいように環境を整えることを重視する。「支えるリーダー」だといえよう。
実際には、1人の指導者が複数の「タイプ」を兼ね備えたり、使い分けたりしていることも多いのだろうと思う。
また、この8つの「タイプ」以外に、「日和見」型とか「責任転嫁」型といった者もいるはずだ。しかし、こういう指導者が「実績を残す」ことは難しいだろう。
・・・各学校の校長がどの「タイプ」に近いのか、当てはめてみるのも面白いかもしれない。
