原稿用紙1枚分の日記(7/28〜8/2) 忙しない一週間
一日の出来事を原稿用紙約1枚分くらいの文字数(400字)で書いた日記。
だいたいなので多い日も少ない日もある。
7月27日(月) 疲れた日の一汁一菜

朝5時半に起床。最近は目覚ましをかけ忘れることが多いのだけど、それでも自然とこのくらいの時間に目が覚める。これも加齢のひとつなのだろうか。
通勤途中は、セミがちょうど最盛期なのか、ものすごい量の鳴き声が聞こえてくる。前後左右、360度どこからでも聞こえてきて、まるでセミの声に囲まれているみたいだ。臨場感がすごくて、良い音響で夏を聴いているような気分になる。
今日は仕事が長引いて、家に着いたのは21時近く。この時間から晩ごはんを一から作る気力はなく、作り置きのきんぴらごぼうと味噌汁だけの一汁一菜にした。
味噌汁も作り置きで、毎晩一杯ずつ作るのが面倒なので、いつも二杯分まとめて作っている。一杯はその日に飲んで、もう一杯は翌日用。昨日の味噌汁が残っていたおかげで、ほとんど時間をかけずに晩ごはんを用意できた。
疲れた日は、さっと作れるものがあると本当に助かる。でも、そういうレシピをあまり知らない。今までは疲れたら買って済ませることが多かったけれど、最近は買いに行くのさえ面倒に感じるようになってきた。面倒にならない程度の手間で作れる、そんな簡単なレシピをもう少し増やしたい。


7月28日(火) 豪雨のあとの涼しさ

午後から急に空が暗くなり、激しい雨が降り始めた。雷も鳴っていて、昼間なのに夜のような暗さ。この状態で外に出たら、傘をさしていても一瞬で全身びしょ濡れになりそうだ。
こんなに激しいゲリラ豪雨は久しぶりな気がする。朝は天気予報を見ずに家を出たので、この雨には驚いた。
帰る頃には雨もすっかり止んでいて、いつもより暑さが控えめだった。昼間の豪雨が、アスファルトに溜まっていた熱を冷ましてくれたのだろう。夏は打ち水をすると涼しくなるというけれど、今日は街全体が天然の打ち水をしたようだった。
そういえば最近、打ち水をしている光景をあまり見かけない。今でもやっているところはあるんだろうか。
晩ごはんは今日もあまり時間がなかったので、焼いてから冷凍しておいた鮭を電子レンジで温めて、作り置きのマカロニサラダを添える。あとは味噌汁だけ作って食べた。
焼き魚はまとめて焼いて冷凍しておくと、食べたい時にすぐ用意できるので便利だ。今週は仕事が忙しく、帰る時間もずっと遅くなりそう。晩ごはんを一から作る気力はあまり期待できないので、こういう作り置きや冷凍ストックに助けてもらいながら乗り切ろうと思う。

ピーマンの塩昆布和え、きんぴらごぼう、プチトマト

7月29日(水) 桃センサー、作動

昼休憩、いつものように買い物へ出かける。職場が栄(名古屋の繁華街)なので、すぐ近くに百貨店やショッピングセンターがあり、無印良品やDAISO、LOFTをぶらぶらしたり、食品売り場をのぞいて、安い果物がないか探したりするのが定番コース。
今は桃がたくさん並ぶ季節。店先の桃を何気なく眺めていたら、2個698円のパックが並ぶ中に、一つだけ2個398円の値札が付いたものを見つけた。
少し小ぶりではあったけれど、見た目はほとんど変わらない。さらっと見ていたら見逃してしまいそうなくらい、他の桃に紛れてひっそりと並んでいたので、値札を見間違えたのかと思って思わず二度見した。
間違い探しのように、同じパックに入って、同じ顔をして並んでいる。その中に一つだけ、お買い得な桃が紛れていた。桃はまだ高いなと思っていたけれど、この値段なら迷う理由はない。しかも最後の一パックだったので、その場で即決。今日は私の果物センサーがいい仕事をしてくれた。
今日も帰宅は遅め。へとへとだったので、晩ごはんはトーストしたパンにハムと人参サラダを挟んだ簡単なサンドイッチにした。
片付けまで考えると、なるべく調理器具も食器も増やしたくない。もう少しちゃんとした食事をしたい気持ちはあるけれど、そこまでの気力は残っていなかった。


7月30日(木) 朝のベビーカー観察

朝の通勤時間には、もう日傘なしでは歩けないくらい日差しが強い。
今日、前を歩くベビーカーを見て、「日よけもないし、赤ちゃんが暑さで具合悪くならないだろうか」と心配になった。近づいて来たのでよく見たら、乗っていたのは赤ちゃんではなく、スヌーピーによく似たぬいぐるみだった。
乳児くらいの大きさだったので、すっかり見間違えてしまったらしい。
なぜぬいぐるみをベビーカーに乗せて歩いていたのだろう。これから子どもを迎えに行く途中だったのか、それともどこかへ送ってきた帰りだったのか。理由をあれこれ考えたけれど、結局わからないままだった。
そういえば以前は、乳母車に犬を乗せて歩いている人を見かけたこともある。朝の通勤時間、ベビーカーとすれ違うことが何度かあった。でも、不思議なことに、主役であるはずの子どもが乗っているところは、まだ一度も見たことがない。

(晩ごはんの写真はなし)
7月31日(金) 忙しい週の終わりに

今週は月曜日から仕事が重なって、ずっとバタバタしていた。その忙しさもようやく一段落して、今日は少しだけ落ち着いた一日だった。
今週を振り返ると、家でまともに晩ごはんを作れた日があまりなかった。帰る時間が遅いと、料理をする気力が湧かない。時間をかけて作ること自体が面倒に思えてしまうので、15分以内で作れて、なるべく調理道具も使わず、それなりに栄養バランスも取れるレシピを心の底から知りたいと思った一週間だった。
お店で何かを買って済ませるより、簡単ですぐ作れるものがあるなら、その方が気楽だ。たぶん、たくさんある商品の中から何を買うか選ぶことに、思っている以上にエネルギーを使うから苦手なんだと思う。
毎日職場へ持って行っていた水筒も、ついに壊れてしまった。少し前から塗装が剥がれ始め、注ぎ口からも少し漏れるようになっていたので、そろそろ買い替え時かなとは思っていた。中栓のパッキンを外そうとしたら、パッキンを引っ張った勢いで、土台になっていたプラスチックの出っ張りまでメリメリと剥がれ落ちた。
「こんな壊れ方をするんだ」と驚いたけれど、買ったのは5年前。毎日使っていたことを思えば、十分働いてくれたと思う。ちょうど週末なので、新しい水筒を買いに行こう。毎日使うものだからこそ、次も気持ちよく長く使えるものを選びたい。


8月1日(土) 夏の熱気と、それぞれの熱量

いつものように買い出しへ出かけると、今日はいつも以上の人出だった。毎年開催されているコスプレイベントの日だったらしい。そういえば去年も、このくらいの時期だったなと思い出す。
私はアニメに詳しくないので、何のキャラクターなのかはほとんどわからない。それでも、衣装やウィッグには相当な手間がかかっているのが伝わってくる。それだけの熱意を注げるものがあるのは、いいことだなと少し羨ましくなった。
去年はコスプレをしている人ばかりに目がいっていたけれど、今年はカメラを持った人たちも印象に残った。一眼レフに大きなレンズをつけ、自前のライティング機材まで運んでいる。本格的な撮影にかける意気込みが伝わってくる。
こんな炎天下でも楽しそうにしているのは、きっと好きなことをしているからなんだろう。去年も「熱中症は大丈夫なんだろうか」と思いながら眺めていたけれど、今年は会場の近くに救護室が設けられていた。真夏のイベントを続けるには、楽しむ側だけでなく、支える側の準備も欠かせないのだろう。
真夏にイベントを続けるには、こうした準備も必要なんだなと思った。

8月2日(日) ワッサーで桃の気分

朝7時に起床。日課のストレッチをする。まだ床にぺたっと手が届くほどではないけれど、始めた頃よりは体が柔らかくなってきた気がする。右側のほうが伸ばしづらいので、今日は意識して右側を多めに伸ばした。
朝ごはんは、ワッサーを使ったフルーツサンドを作る。ワッサーは白桃とネクタリンを掛け合わせた果物らしい。味は桃によく似ているけれど、果肉は固めで、サクサクとした歯ごたえがある。
白桃は安くても2個で780円、980円くらいすることが多く、買うのを少しためらってしまう。でもワッサーなら2個で480円。これなら手が届く。桃を食べたい気分を、味の似ているワッサーで満たすことにした。
固めの果肉だから皮も剥きやすい。たっぷりのホイップクリームと一緒に挟んだフルーツサンドは、ワッサーのほどよい酸味とクリームの甘さのバランスがちょうどいい。甘すぎず、朝でも食べやすい味だった。
朝から美味しいものを食べられると、それだけで今日はいちにち気分良く過ごせそうな気がする。

