国道2号線で出会った小さな命 〜サンジ糖尿病奮闘記・序章〜
最愛の愚猫サンジと道路で出会ったお話です
◎サンジ序章
2026年1月に
糖尿病と言われて我が家のサンジ
自己紹介でも書いた通り
猫では珍しい
インスリン枯渇タイプでありながら
驚異の回復力で
僕たちを驚かせてくれています
僕が取り組んだことなども
ポツポツと
書いていきたいと思っていますが
まずはサンジを知ってもらいたくて
僕たちの出会いを
当時のアメブロと覚え書きのノートを
読み返しながら
振り返りつつ…
まずはサンジ登場の一席にて
皆さまのご機嫌
うかがわせていただきたく

◎出会い
今から11年前の
2015年9月19日14時ごろ
僕の事務所の少し南
車がビュンビュン走る
神戸の主要道路「国道2号線」
缶コーヒーを買いに行った自販機の近く
当時は牡蠣小屋さんだった場所の前

車の音が一瞬やんだ静寂の瞬間
ニャンと小さく鳴く声が聞こえ…
足元を見ると
フラフラと車道へ向かって歩いていく
手のひらサイズの子猫が一匹
いったん歩道の奥へ連れていき
そのまま事務所へ帰ったものの
どうにも気になり仕事にならず…
彼を見つけたところへ
もう一度戻ってみると
さらに車道の直前のところまで移動してて
「歩道へ戻したところで車に轢かれるわ…」
そう考えて一度事務所へ連れて帰りました
ノミだらけ
ガリガリ
目ヤニで片目が開いてない
そして
血を吸われ過ぎてるのか…体中カサブタだらけ
なによりとにかく臭い…
ほんとうにボロ雑巾みたいだ…
それに左足がまったく動いてない

とりあえず
僕たちに出来る範囲で
ノミを退治し
シャンプーをし
お水と餌をあげました
シャンプーしてる時
初めて人に身をゆだねることが出来たからか
シャー!と威嚇しながら
ゴロゴロと喉も鳴らしてました
竹中直人さんの笑いながら怒る人やん…
そして
動物病院へ…
レントゲン写真には
お腹がすいて必死で食べたんだろうと思われる
牡蠣の殻が大量にうつってました
そして、カラスにやられたのか
散歩中のワンちゃんに噛まれたのか
背中に2か所大きな穴も開いていました
寄生虫も当然たくさんいました
生後1ヶ月半くらいの男の子だということも
わかりましたが
まさに満身創痍
そんな小さな体で
一人で怖かったやろなあ…
一人で頑張ったんやなあ…
めちゃめちゃ暑かったやろ?
牡蠣の殻を食べるほどお腹すいてたんやなあ…
そんな風に考えると
たまらなく愛おしく…
とはいえ
当時
箱入り娘の高齢先住猫「レオ」がいたので
我が家の子にするという選択肢はなく
里親を探すという前提で
それまで面倒を見ることにしました
ところが
左足が動かないということで
里親に出すのは難しいかもしれない
そんなふうに言われてしまったことにより
僕たち夫婦は彼を我が家の子にするという
選択肢しかなくなることになります
(結局、リハビリや時間経過により
今でも少し不自由ではあるものの
走り回れるまで復活しました)

◎名前の由来
余談ですが
サンジという名前は
もちろん
ONE PIECEのサンジ様からいただいています
当時
これからもずっと足は動かない…
そんな未来を想像していたので
せめて名前くらいは
カッコよくご機嫌に!ということで
足技のサンジのように
足が強く丈夫になりますように…
そんな願いを込めて名前をつけたわけです

◎そして我が家の子に…
正直に言うとあの時は、
「とりあえず保護しました」
そんなノリだったかも知れません
でも名前をつけた瞬間に
どこかでもう
決まっていたんだと思うのです
この子は、
うちの子になるんやなと
預かりの子に名前をつけるのは
危険だということも学びました
手放せなくなります
あの日
サンジを拾い上げた瞬間から
今までを振り返ってみると
僕たちがサンジを助けたというより、
僕たちの方がずっと
サンジに助けられて生きてきた気がします
だから
絶対に糖尿病を克服しようぜ!サンジ

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