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悪代官 (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
悪代官シリーズ
ジャンル 時代劇コメディ
トラップアドベンチャー
開発元 グローバル・A・エンタテインメント
発売元 グローバル・A・エンタテインメント
主な製作者 Andy山本
1作目 悪代官
(2002年8月8日)
最新作 悪代官3
(2007年3月1日)
スピンオフ作品 悪代官漫遊記
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『悪代官』(あくだいかん)は、 2002年8月8日にグローバル・A・エンタテインメントから発売されたPlayStation 2用コンピュータゲーム、及びその続編を含むシリーズ名称。

概要

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本シリーズにおいては、フィクションの時代劇では悪役として扱われる悪代官が主人公の立場になっており、一方の遠山の金さんや水戸黄門などといった時代劇の正義の味方は倒すべき敵キャラクターとして登場する。

プレイヤーは、悪徳商人からの賄賂を元手に、罠を仕掛けたり用心棒を雇ったりして、正義の味方を返り討ちにする。用心棒や悪代官の手持ちの武器だけで正義の味方を撃退することは難しく、屋敷内に多数の罠を仕掛け、罠の特性を考えて連携(コンボ)して利用することが基本となるため、トラップアクションの刻命館シリーズ(『影牢』や『蒼魔灯』など)と同系統のゲームであると認知されることもある。

各ステージの合間には悪役商会の千本松喜兵衛が悪代官役として主演する実写ムービーが用意されている。ただし、登場する人物や道具の中には明らかに時代考証に反しているものも多く(例:カラーテレビや携帯電話、巨大ロボットまでもが登場し、登場人物が「セキュリティ」「サクセスストーリー」等の英単語を話す等)、時代劇の看板はあくまで基礎となる世界観を示しているのみで、シリーズ全体を通して時代考証無視の荒唐無稽なギャグやパロディが展開される。また、登場する正義の味方も時代設定が完全に無視された玉石混合の面子となっており、時代劇の主人公のみならず実在の偉人や時代劇とは無関係のキャラクター、正義とは言い難い人物や人外も登場する。

企画・プロデュースはニューヨーク生まれのアメリカ人であるAndy山本。

本作のタイトルロゴは、かつて常陸・奥久慈にあった酒造店で造られ、同店の廃業後に茨城県常陸太田市の酒造メーカー「岡部合名会社」によって復刻生産されている、実在する同名の清酒のロゴを許可を得た上で使用している。

2011年、豊丸産業からパチンコ台『CR悪代官』が発表される。

シリーズ作品

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発売の年表
2002悪代官
2003悪代官2
2004
2005
2006漫遊記
2007漫遊記 正義の刃
悪代官3
2008
2009
2010おまえの嫁は俺のもの!!
2011CR悪代官
2012
2013
2014
2015
2016
2017CR悪代官 赤鬼X

メインタイトル

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悪代官漫遊記

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悪太郎、悪二郎、悪三郎、悪四郎の4兄弟が立派な悪代官になるべく悪事を競ういただきストリート風のボードゲーム。
『漫遊記』の姉妹編。同じくボードゲームだが、今度は正義の味方になって悪代官や悪党を懲らしめたり、サイドビジネスで人気を獲得する。

その他

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  • 悪代官 ~おまえの嫁は俺のもの!!~(2010年12月14日、携帯電話)
GREEで配信されたソーシャルゲーム。基本プレイ無料、アイテム課金制。現在はサービス終了。
プレイヤーは悪代官見習いからスタートし、「悪行」ミッションをこなしつつ和欧中様々な格好をした個性ある「嫁・婿キャラクター」との出会いや他のプレイヤーとの奪い合い、コミュニケーションを行う。本編シリーズと直接の関連性は無いが、「悪行」をこなすとボスキャラクターとなる正義の味方がプレイヤーを成敗し現れ、これを返り討ちにするという点は共通している[1][2]。
  • CR悪代官(2011年、パチンコ)
豊丸産業からリリースされたパチンコ台。千本松以外にも本作の出演者が数人続投している。設定はPS2版三部作を混ぜ合わせて新たなものも追加している。演出として「帯回し」「天井突き」「問答百万石」「清三がゆく」などの本編のミニゲームも登場する。
2017年には完全アナログ機の『CR悪代官 赤鬼X』として復活した。

悪代官

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悪代官
ジャンル 時代劇シミュレーション
対応機種 PlayStation 2
開発元 グローバル・A・エンタテインメント
発売元 グローバル・A・エンタテインメント
プロデューサー 大友貴司
ディレクター 関原康樹
デザイナー 山本康貴
シナリオ 福本岳史
笹野恵一
音楽 畑亜貴
並木晃一
人数 1人
発売日 日本 200208082002年8月8日
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シリーズ1作目。2002年8月8日発売。悪代官「腹黒主水之助助兵衛」を主人公として悪の限りを尽くす。フィールドは見下ろし式である。罠はステージ開始前に、制限時間内にあらかじめ設置する方式である。ステージによって、フィールド構成が変わる。全15ステージ。シナリオ原案は放送作家の福本岳史が手掛けた。

あらすじ(悪代官)

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時は江戸。代官・腹黒主水之助助兵衛は悪徳商人の大黒屋と結託し、悪行三昧の日々を送っていた。しかしその悪行を聞きつけた柳生十兵衛が代官を成敗するべく屋敷へと乗り込んでくる。代官は大黒屋の用意した武器、罠、用心棒を注ぎ込んでこれを返り討ちにするが、それからというもの大黒屋は様々なあくどい事業に手を出しては代官に責任をなすり付け、代官はとばっちりで次々と攻め込んでくる正義の味方と戦う羽目になる。そんなある日、大黒屋は自身の店に出入りしているアンディ山本と名乗る怪しい男から地図を受け取る。その地図は国をも手中に収められる秘宝の在処を示したものらしく、二人は秘宝が眠るとされる埃及という異国の地を目指すが行く先々でまた狙われる羽目に。

空飛ぶ船「白基地丸」で埃及に到達した代官だがツタンカーメンの呪いに襲われただけで無駄足に終わり、死ぬ思い[注釈 1]で帰国したものの勢いで吉良上野介を斬殺し、人違いで赤穂浪士に襲われるなどやはり散々な目に遭い続ける。しかし突如として代官が将軍の落胤であると判明し、現将軍も世継ぎも相次いで病死したことでいきなり将軍に就任するという大出世を果たす。ところが水戸で隠居していた副将軍の光圀が代官のこれまでの悪行から将軍就任を認めず、そればかりか金に物を言わせて将軍家のDNAを改竄したと言い掛かりをつけて攻め込んでくる。代官は最後の返り討ちによって光圀とその側近を倒し、遂に将軍として日本を治める時が来た。と思いきや、無限とも思える襖の連続に力尽き、その天下は一日も経たずして潰えてしまうのだった。

悪代官2〜妄想伝〜

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悪代官2
〜妄想伝〜
ジャンル 時代劇シミュレーション
対応機種 PlayStation 2
開発元 グローバル・A・エンタテインメント
発売元 グローバル・A・エンタテインメント
プロデューサー 大友貴司
Andy山本
ディレクター 関原康樹
デザイナー Andy山本
シナリオ 笹野恵一
音楽 畑亜貴
並木晃一
人数 1人
発売日 日本 200307312003年7月31日
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『悪代官2〜妄想伝〜』(あくだいかん ツー もうそうでん)は2003年7月31日に発売。前作から40年後の話である。基本的なシステムは前作同様だが、ステージ探索や罠・用心棒の強化などのやり込み要素が多数追加された。前作に比べてCGのクオリティが上昇しており、口パクが可能となった。

ステージ数は隠しステージを含めて全11で、前作より少なめだが、それぞれ三段階の難易度を選べ、難易度ごとに敵の強さや得られるアイテムが異なる。ミニゲームも増えている。難易度は最初は「易しい」しか選べず、「通常」以上の解禁にはステージ評価の星が必要となる。高難易度の「難しい」の解禁には大量の星が必要であるため、挑戦権を得ること自体にもプレイスキルが求められる。前作は基本的にゲームクリアそのものが目的だったのに対し、本作はエンディング到達の難易度は低く、各種やり込み要素の追加によってリプレイ性を高めた作りと言える。

曲数は大幅に増え、前作では全ステージで同じだったBGMがステージ毎に用意された(最終ステージでは前作の曲が流れる)。

あらすじ(悪代官2)

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かつて腹黒主水之助助兵衛が稀代の悪代官として名を馳せてから40年後。新たな悪代官・羽流内匠頭助兵衛が商人・弁天堂と共にまたも悪の限りを尽くしていた。その代官を成敗するべく、旗本退屈男を始めとする正義の味方が攻め込み、代官は罠や用心棒を駆使してこれを返り討ちにしていく。しかし弁天堂も大黒屋と同じトラブルメーカーで、ある日、幕府から黒船との折衝を任された代官は弁天堂の所為で何も非もなしにペリーに敵視されてしまい、折衝は失敗。ペリーも倒してしまったことで日本とアメリカの国交は断絶し、その責任を取って代官は討幕を目論む西郷軍との戦争に駆り出されてしまう。激怒した代官に斬り殺されそうになった弁天堂は突如、「我々の手で幕府を討ってしまえばいい」と訴える。追い詰められているとされる西郷軍だが、実はまだまだ強力な武器を隠し持っており[注釈 2]、それを奪って元手とし、海外で戦力を揃えれば幕府とも戦えるという。

野心に火が点いた代官は西郷隆盛を倒し、より戦力を求めてイースター島へ向かう。胡散臭がりながらも暗黒理力(ダークフォース)なる力を手に入れ、かつて腹黒主水之助助兵衛が乗っていた「白基地丸」や搭乗式人型機動仏像「願仏」を開発するなど、時代からかけ離れた過剰な戦力を獲得していくが、一方の幕府も「黒い月」なる空中要塞を建造していた。そしてとうとう、幕府より代官に呼び出しが掛かる。今まで完全に無視されていた忍者・目舘杉蔵に案内されて黒い月に乗り込んだ代官だが、実は将軍の正体は腹黒主水之助助兵衛であり、羽流内匠頭助兵衛の実の父であった。腹黒は死んでなどおらず理力によって正義に目覚めており、良き将軍として日本を統治していたが、それを裏切りと見做した大黒屋は幼い羽流を拉致し、次世代の悪代官として育てたのだった。そして弁天堂は大黒屋の弟子であり、大黒屋の死後は自身が代官を見守っていたという。息子を正義の道に誘う腹黒だが、代官は煩悩こそ全てとして拒否。黒い月を舞台に親子は最後の死闘を繰り広げる。腹黒は敗れ、黒い月は墜落。迎えが来たと思いきや、代官と弁天堂は置き去りにされてしまうのだった。

悪代官3

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悪代官3
ジャンル 時代劇コメディアクションゲーム
対応機種 PlayStation 2
開発元 グローバル・A・エンタテインメント
発売元 グローバル・A・エンタテインメント
プロデューサー 大友貴司
Andy山本
ディレクター ジェットボーイ森井
デザイナー Andy山本
ジェットボーイ森井
高山雅光
シナリオ ジェットボーイ森井
プログラマー 渡邉洋樹
音楽 畑亜貴
並木晃一
美術 アツシ オオシムァ(大島厚)
ほりのぶゆき
人数 1人
発売日 日本 200703012007年3月1日
グローバル・ザ・ベスト
日本 200902262009年2月26日
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『悪代官3』(あくだいかん スリー)は2007年3月1日に発売。シリーズ随一の人気を誇り、2026年現在は中古市場で価格が高騰している。

プロデューサーのAndy山本は「こーゆーことをやりたかった!を合言葉に、開発陣一丸となり、本気で“バカ”をやった。CGのクオリティーを徹底的に上げ、シナリオについては初心に帰り、ゲーム性については全ての人がストレスなく、爆笑しながら楽しむことができるように心がけた」と語っている[3]。監督・脚本のジェットボーイ森井は、本作は戦略を求められるトラップゲームである事に加えて「主人公が運動不足でものすごく貧弱」「はたから見ててもばかばかしくて面白い」「罠は能力うんぬんの前に、ひっかけたら楽しそうなものを用意する」というバカゲーとしてのテーマを決めていたと語っている[4]。

見下ろし式の前作から、完全な3Dカメラワークになり、グラフィックが格段に進化。システムも変更がなされている。前二作とは異なり、舞台は全て悪代官の屋敷である。罠の設置や発動はリアルタイムかつどこでも発動可能。それにより、前作までは正義の味方が現れる前に罠を仕掛ける準備時間が設けられていたが、今作はステージ開始と同時に正義の味方が現れる為、戦いながら状況に応じた罠を設置することになる。これらに加え返り討ち中もイベントが発生する為、前二作よりもアクション性が高く、全体的に『影牢』に近い操作となった。今回は代官の屋敷でのみ展開するため、ステージのバリエーションはほぼ無くなったものの、逆に登場する正義の味方は大幅に増えており、過去作に登場した正義の味方も再登場する。

前作にあった罠や用心棒の強化は不可能になり、ステージ中の隠しアイテムも存在しない。その代わり、舞台となる屋敷の増築が可能となった。

ストーリーは前作までと繋がっておらず、シリーズのリブート的な内容となっている。今作はマルチシナリオ、マルチエンディングを採用しており、途中の密談で選んだ選択肢によってシナリオが分岐する。それぞれのシナリオでは全く別の物語が展開され、登場する正義の味方も異なる。福本清三が「用心棒の先生」として出演。ゲームオーバー時の語りとして居島一平が、挿絵をほりのぶゆきが担当している。今作から予算が下りたのか、実写ムービーではいつもの部屋のみならず江戸の町も登場する。江戸の町のロケは日光江戸村で行なわれた。

発売を記念して2007年3月31日に秋葉原のメイド喫茶「めいど in じゃぱん」にてイベントが開催された。店内を和風に改装し、店のメイドも巫女衣装に身を包むなど徹底した雰囲気作りが行われており、千本松による帯回しの披露、来場者による福本の斬り捨て体験、来場者が今までの罪を告白する「悪代官とお白砂」、出演者による帯回しミニゲーム対決などが催された[5]。

あらすじ(悪代官3)

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天下泰平の世、悪の限りを尽くす代官がいた。その名は腹黒主水之助助兵衛。悪徳商人の恵比寿屋と結託して日夜悪巧みをしていたが、制裁に殴り込んできた一心太助を皮切りに次々と正義の味方が屋敷に攻め込んでくる。

Aルート

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Bルートクリア後に分岐可能。「スタイリッシュな悪」を目指すようになった代官だが、どんなビジネスを展開しても裏目に出て正義の味方に襲われる。その中には「ダンジョンのボスを倒す」という名目で乗り込んでくる奇妙な男女がおり、一度は返り討ちにしたものの、後にレベルアップとクラスチェンジを果たした勇者パーティと化して再び攻め込んでくる。彼らの妄想に辟易しながらもこれを打ち倒した代官だが、それに感化されて世界を救うという妄想のまま好き勝手に悪を倒す美男美女が次々と現れ、悪は絶滅の危機に陥る。しかし悪が根絶されては彼らも存在意義を失うということで、後の時代では悪代官の子孫が公共の施設で保護・飼育されていた。

Bルート

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国家転覆を企てた代官は幕府に戦いを挑む。幕府の刺客を次々と返り討ちにし、ついには暴れん坊な将軍として知られる徳川吉宗が自ら攻め込んでくる。その暴れぶりに苦戦しながらもなんとか返り討ちにした代官はとうとう天下を取る。しかし代官は、自分がただ帯回しや山吹色のお菓子が好きなだけだと気付き、天下をあっさりと手放しては悪代官ライフを満喫するのだった。いつの日か、正義の味方に成敗されるその時まで。

Cルート

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代官は娘のおゆうに悪事をやめるように懇願されるが、いくら娘の頼みでも聞き入れられない。怒ったおゆうは正義の味方を差し向けてでも父の悪行を止めようとし、代官はやむなくそれを返り討ちにしていく。しかしある夜、おゆうは誤って行燈を倒し、屋敷は炎に包まれる。娘の危機を感じ取った代官は単身、燃え盛る屋敷に飛び込み、おゆうを救い出した。この一件で親子は和解を果たし、代官は悪事をやめてどこかでスローライフを送ろうと考える。恵比寿屋も立ち去ろうとするが代官は解放する気など毛頭なく、逃げる彼を追い掛けるのだった。

Dルート

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Cルートクリア後に分岐可能。おゆうの懇願を聞き入れた代官だが、おゆうの方も代官に理解を示し、二人の仲は拗れずに済む。しかしその仲睦まじい親子の姿に嫉妬した恵比寿屋は用心棒の先生を連れて裏切り、代官に反旗を翻す。代官はこれを自力で返り討ちにし、先生も考え直して戻ってくるが、実は恵比寿屋を焚き付けた黒幕は代官の妻のお千であった。娘を取り戻そうと目論むお千は恵比寿屋から奪った罠を武器に代官屋敷へと乗り込み、壮絶な夫婦喧嘩の末に代官は勝利。その後、おゆうは恋人を代官に紹介するが、それはたまに姿を見せていた謎の清国人であり、ショックのあまり代官は倒れてしまう。それが演技ではないと気付いた出演者、スタッフ一同は慌てて役者に呼びかける。

Eルート

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全ルート攻略後に分岐可能。全ての正義の味方を倒し、「これでこのゲームもクリア」だと勝ち誇る代官だったが突如としてニュース速報が入り、イナズマ帝国なる国の軍隊が代官討伐に出動したと知らされる。まさかの隠しステージに困惑しながらも代官はイナズマ帝国軍と戦い、その指導者であるイナズマ大元帥を死闘の末に倒した。これでイナズマ帝国すらも手中に収めたと思いきや再びニュース速報が入り、今度はイナズマ大神王なる存在が主力部隊「イナズマ超神兵団」を率いて出発したと知る。さすがに疲れた代官はカツラを脱ぎ、千本松喜兵衛に戻って撮影スタジオを後にするのだった。

システム

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準備
『1』、『2』に登場するシステム。正義の味方が現れるまでの間に、ステージ内に罠、用心棒を配置する。罠と用心棒は、設置上限に達するか、資金が尽きるまでいくらでも設置が可能である。ステージを罠や用心棒で埋め尽くす事も可能で、長い連鎖を狙うなら相応の準備をする必要がある。しかし使った資金はクリア後の評価にも影響するため、高評価を目指すならより少ない出費で敵を倒さなければならない。罠や用心棒は実際に悪代官に付き従う家臣が買い付けに赴き、戻って配置した時点で初めて設置完了となるため、時間切れまで間に合わなかった場合は配置されない。準備完了後に時間が余っている場合は「帯回し」を選択する事でスキップが可能(正義の味方が現れるまで帯び回しで暇を潰すという意味)。
準備を終えると、『1』では帯回しの最中に正義の味方が口上と共にテレビに映り、悪代官が怒りと共にテレビを斬り捨てる演出が毎回入る。『2』では代官のお楽しみ(帯回しとは限らない)の最中に家臣が敵襲を知らせに来るムービーになっているが、ステージ毎に違うギャグが展開される。
返り討ち
悪代官を退治しに来た正義の味方を返り討ちにするシーン。正義の味方は「精神力」を保持しており、これが高ければ高いほど罠の回避率が上昇する。従って、罠を当てる為には精神力を下げる必要がある。精神力は用心棒を嗾けるか悪代官を追跡させる事で減少させる事が可能。用心棒、罠、武器を駆使し、正義の味方を倒せばクリアとなる。
『2』では倒した敵がアイテムを落とす他、ステージ内にも隠しアイテムが存在し、それらを集める楽しみもある。また、中には罠だけでは倒せない正義の味方も存在し、その場合は悪代官が直接攻撃してとどめを刺さければならない。
『3』ではシステムが大幅に変更されており、罠の設置、発動がいつでもどこでも可能である。従って準備フェイズは存在しない。ただし設置してから発動可能になるまでには罠ごとの時間が掛かり、更に一部屋ごとに一度に3つまでしか設置する事が出来ない。戦略と同時に状況の判断が求められる。用心棒は一つの部屋に一度に5人まで呼び出す事が可能で、たとえやられても資金のある限り何人でも呼び出す事が出来る。
いずれも勝利すると、燃え盛る炎を背景に悪代官が高笑いを上げるリザルト画面に移る。
罠
正義の味方への主な攻撃方法。通過等で自動的に発動するものや、スイッチで敵に踏ませるか自身で踏んで発動させるものがある(3では全て自分で発動)。燭台、落とし穴、岩、火炎放射器、爆薬、大砲、跳ね板、虎鋏、撞木、ダミー人形、肥溜め、小便小僧、転送装置、ビーム砲、宇宙戦艦の援護射撃など、体力ダメージ・精神力ダメージ・効果範囲が異なる多種多様なものが揃っている。精神力が多く残っている相手には通用しない。悪代官や用心棒にも当たるので発動する際には注意が必要。『2』では使用済みの罠を復活させるアイテムも存在する。
種類は主にダメージを与える殺傷タイプ、その場に留める拘束タイプが存在する。他にも点火するものや毒などのステータス異常を与える物もある。殺傷系の罠は一定方向に敵を吹き飛ばすので、これを利用して連鎖を稼ぐ事が可能。
『3』ではこれ以外に「屈辱系」という種類が登場。これらは攻撃力こそほとんど、あるいは全く無いが、敵に屈辱を与える事が出来る。屈辱を受け続けた敵は心が折れ、撤退、自害、又は降伏する事で残り体力に関係無く倒す事が出来る。また一部の正義の味方には、心が折れたあと、用心棒として雇ってほしいと言ってくる者も存在する。
なお、『3』では正義の味方がそれぞれ「耐性」を持っており、その耐性を持つ属性の罠で攻撃すると無条件で回避されてしまう。更に回避した正義の味方は離れた位置へ瞬間移動してしまう。この為、折角の連鎖がかわされて途切れてしまう事が多々あり、一筋縄ではいかなくなった。
用心棒
正義の味方と戦わせる為に雇われた悪代官側の戦闘員たち。彼等に指令を出し戦わせる事で正義の味方の精神力を減少させる事が出来る。基本的に時代劇のやられ役同様、正義の味方には束になっても敵わずすぐに倒されれてしまうが、ゲーム序盤に登場する弱い正義の味方やそのお供などが相手なら、数十人の用心棒に四方八方から攻撃させることで罠や武器を使わずとも倒すこともできる。
用心棒には家臣系、浪人系、折助系、力士系、剣豪系、忍者系、槍使い系などが存在し、体力・攻撃力・移動速度・逃亡の有無・罠の回避能力の有無・遠距離攻撃の有無等の性能が異なる。
また、倒された用心棒は雇用費の一部を落とす[注釈 3]。これを回収すればステージ終了後の賄賂金が増加するほか、『3』では罠の設置費・用心棒の雇用費として返り討ち中に再び使用することができる。
『2』では悪代官の体力を消費し、倒された用心棒を復活させるアイテムも存在する。家臣のみ悪代官に追随、他の用心棒は配置された場所に待機し、どちらも敵が近付くと戦いを挑む。用心棒の中には、攻撃を受けると逃げまどう者も存在する(この際、プレイヤーが仕掛けた罠に勝手に引っ掛かって台無しにされる事もある)。
『3』では必要に応じて呼び出す。行動可能範囲は呼び出された部屋のみであり、他の部屋ではまた改めて呼び出す必要がある。基本的に悪代官に追随し、敵が部屋に入ってくると戦いを挑む。また、前述の通り敵を用心棒に雇う事も可能であり、種類が大幅に増えた。中には弱い正義の味方なら一人で倒してしまう用心棒も存在する。しかし、契約費・雇用費が法外に高いうえ、敵として登場した時と比べてかなり体力が低い。
アイテム
悪代官自身が装備する武器やアイテム。武器は悪代官自身の攻撃の際に使用する。武器による攻撃は正義の味方の精神力が高い状態でも当てることができる。初期状態では素手や一般的な刀など貧弱な装備だが、大金を払う事で、罠無しで正義の味方と渡り合える武器も開発できる。刀剣類を始め、銃器、爆弾類、発煙筒、まきびし、手裏剣、火炎瓶、ボウガン、ビームライフルなどの様々な武器が存在する。遠距離武器は使用回数が限られていることが多い。『3』では屈辱系の武器も存在し、ピコピコハンマーや豆鉄砲、罵倒用語集(挑発)などが存在する。効果は前述の罠と同じ。
『2』には装備用アイテムも存在し、悪代官の性能を向上させるなどの効果がある。ただし、重量の概念が追加され、悪代官の移動速度に影響を及ぼす。
連鎖
コンボのこと。正義の味方にダメージを与えた後、追加の攻撃をしなかった場合、一定時間経過後、与えたダメージの一部が回復してしまう。しかし連鎖を決めることで、体力を回復させずに次のダメージを与えることができる。連鎖の条件は正義の味方を罠にかけてから一定時間以内に次の罠にかけることと連鎖中に新たにかけようとする罠が存在しないことである。
『3』では足止め系の罠や毒以外のステータス異常にかける、または連鎖数を多く稼ぐことで連鎖終了までの時間を延長させることができる。
地獄
正義の味方にトドメをさした際、それまで続いていた連鎖内の罠に応じた「地獄」が判定される。その中に悪代官自身の攻撃(悪代官地獄)が含まれていた場合、クリア後の賄賂金に特別賞与(ボーナス)が追加される。全ての罠に(『3』では部屋固有の罠も)それぞれ地獄が設定されているが、その名称にもネタが盛り込まれている。
『3』では最後に倒したボス格の敵のみ地獄判定がされるようになった。
持病
『3』に登場するシステム。悪代官は持病を患っており、走り続けると心臓に負担が掛かる。現在の状態は画面上部の顔アイコンで判別でき、負担が大きくなるほど苦しそうな表情になっていく。負担が最大値まで達すると息切れを起こして一定時間動けなくなってしまう。ゆっくり歩いているときや立ち止まっている間は徐々に回復していく。
この設定はオプション画面で変更可能で、持病の無い健康な状態でプレイする事も可能。ただし、ステージクリア時の評価にも影響してしまう。
大団円
悪代官が倒されるとハッピーエンドとなり、正義の味方の顛末が挿絵付きで語られる。しかしプレイヤーにとってはただのゲームオーバーである。全ての正義の味方に固有のエンディングが用意されており、全体的にネタとパロディに満ちている。リザルト画面では悪代官がリングの上で燃え尽きた姿が映り、『2』では「燃えたよ…真っ白に…」という台詞と共に画面が白化する演出が追加されており、最後は忍者が拝む姿に切り替わる。
『2』では死亡時に返り討ちか準備からコンティニューが可能であり、コンティニューしなかった場合は大団円に移る。大団円になってもステージで入手したアイテムは失われない。
格付け
所謂、称号。『1』及び『2』では星無しから星五個まで、『3』では星無しから星十個までで評価される。ステージクリア時の評価によって多種多様な格付けが成される。単純に評価点のみで判定される事もあれば、ステージ内での悪代官の行動や使用した罠など様々な要因が影響する事もある。非常に種類が豊富であり、コンプリートはなかなか困難である。クリア時は勿論、敗北時の格付けすら何種類も用意されている。
『2』ではここで得られる星の総数が一定数以上に達していないと、高難易度のステージを選択できない仕様になっている。また、取得した格付けによるビンゴが用意されている。
『3』では特定の格付けを取得することが開発の条件となっている罠も存在する。
強化
『2』に登場するシステム。罠や用心棒を強化する事が出来る。強化にはステージ中や購入によって得られる軍配やネジが必要。
屋敷の増築
『3』に登場するシステム。『3』は全て悪代官の屋敷が舞台である為、開発費を払うことによって部屋の増築が可能である。草庵、大浴場、拷問部屋など様々な部屋が増築可能であり、中には明らかに時代構成を無視した部屋も存在する(現代風の部屋やSF的な研究室など。大浴場に至ってはシャワー付きである)。
増築した部屋は単純にフィールドを広げるだけでなく、部屋ごとに固有の罠が存在する場合が多い。悪代官がわざわざ罠を設置せずとも特定の条件下で発動する罠や、敵を放り込む事で発動する素敵(恵比寿屋談)がある。特に後者は雪隠流し、石抱、木馬責め、2階から放り投げるなど、発動すれば問答無用で敵を即死させる効果を持つ。
賄賂金
ステージクリアや敗北の後に悪徳商人からもらえるお金。新たな武器、罠、用心棒、道具類の購入や部屋の増築のための資金となる。『1』の場合は「(ステージで使用できる軍資金-使った金額)÷20+ステージで拾った小判の枚数×50+設置した罠の数×10+雇った用心棒の数×20+悪代官がとどめをさしたボス格の正義の味方の数×3000」にステージ数をかけたものが賄賂金となる。なお敗北した場合はその額の4分の1がもらえる。つまり、安い罠と用心棒を大量に設置し、用心棒が死亡した時に発生する雇用費の一部である小判をすべて回収し、かつ正義の味方に悪代官がとどめをさすことでもらえる額を最大化することができる。よって『1』では最大連鎖数や格付けの評価等は賄賂金の額にまったく影響しない。『2』及び『3』では計算式は不明であるが、最大連鎖数等の成績も賄賂金の額に影響するものと思われる。『1』及び『3』では、再プレイするステージの場合、各ステージの過去最高取得金額を再プレイの際の金額が上回った分だけ賄賂金を獲得できる。『2』ではプレイするたびに全額獲得できるが、その代わりに比較的少額になっている。
軍資金
ステージ中で、罠の設置や用心棒の雇用ために使うためのお金。コンティニューをしたり、新たにステージを始める度に全回復する。『3』では前述の通り、倒された用心棒が落とした小判を拾うことで、その時点で軍資金がわずかに充当される。
状態異常
罠の効果や悪代官、用心棒、正義の味方の攻撃により人間に発生する不利な状態変化のこと。いずれも時間経過によって回復する。
  • 炎上-徐々に体力が減少する。炎上状態の人物に触れた人や火薬系の罠にも燃え移る。『1』及び『3』では悪代官以外の人物が炎上した場合、火を消そうとして走り回り、火が消えるまで通常行動がとれなくなる。
  • 氷結-移動速度が大幅に低下し、回避や追尾が困難になる。
  • 被毒-『2』では攻撃力が大幅に低下し、戦闘が困難になる。『3』では体力が徐々に減少する。
  • 水中-陸上に上るまで徐々に体力が低下する。炎上中に水中に入った場合は即、消火される。
  • 混乱-攻撃不可、勝手に移動をしてしまう。
一子相伝
『2』に登場するシステム。『1』のセーブデータを引き継ぐことによって、武器、罠、用心棒、開発資金、軍配、ネジが獲得できる。なお、ここで獲得できる武器、罠、用心棒は「一子相伝」を行わなくとも一定のプレイ時間に達することで購入できるようになる。

ミニゲーム

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クリアすると成績に応じた報酬が貰える。『1』では最高得点を更新した場合のみ報酬が出るシステムで、前回の最高得点との差分で報酬が決まったが、『2』ではプレイの度に報酬が出るようになった。

ザ・おび回し
『1』、『2』、『3』に登場。制限時間以内に娘の着物の帯を巻き取るというもの。『1』では町娘の異様に長い帯(230反)を制限時間以内に巻き取るが、速度が速過ぎると娘が嘔吐してタイムロスになってしまう。失敗すると代官が町娘に叩きのめされてしまう[6]。
『2』では町娘に向かって帯を投げ、命中すれば帯回しに移行する。多くの娘の帯を解けば好成績だが、町娘の前を妨害するように力士が歩いており、間違えて当ててしまうと彼らの回しを巻き取る羽目になってしまう。得点にもならずただ時間と労力を浪費する。
『3』では逃げ回る町娘を捕まえて帯を回す。これらは一番最初に「帯回し」として企画されていたもの[3]。帯回しはコマンド入力になっている。町娘は借金の方に無理矢理連れてこられているため、従来よりも嫌がって逃げるが、失敗した場合はやはり代官を責める。
ザ・天井突き
『1』に登場。制限時間以内に天井裏(16マス)を移動する曲者を三回槍で突けばクリア。曲者の位置は天井の揺れで判別するが移動と揺れにはラグがあるため、曲者の動きを読んで槍を刺す必要がある。外すと曲者は「セーフ」と言って「命」のポーズを取る。短時間でクリアするほど賞金アップ。
ザ・乱心斬り
『1』に登場。ツタンカーメンの怨念で暴走した代官が江戸城松の廊下を走りながら、無抵抗で突っ込んでくる幕閣・大名を斬りまくるゲーム。ゴールするまでに基準以上の人数を斬るほど賞金アップ。何故かゴールでは大黒屋がゴールテープを用意している。
問答百万石
『2』に登場。クイズ$ミリオネア風のクイズゲームで、日本史や時代劇に関する問題を出題される。15問正答するとクリア。誤答するたびに体力(ハート)が一つ減り、体力がなくなるとゲームオーバー。「五分五分」、「確率」、「体力回復」の三つのお助け機能があるが、一回使用するたびに獲得賞金が半分になってしまう。回答時の宣言は「ファイナルアンサー」ではなく「最終的回答(アルティメットアンサー)」。
くの一取り調べ
『2』に登場。特殊な神経衰弱風のゲームで、当時インターネット上で人気を集めていた愛生会病院公式サイトのオマージュが随所に見られる。上手くカードを揃えると、カードに応じた取り調べが見られる。この際は「大人はそのまま、こどもはスタートボタン(スキップ)」と指示され、いかがわしい光景を想起させるが実際は全てギャグなので子供が見ても問題ない。
くのいち吟味
『3』におけるくの一取り調べ。前作とは打って変わって「あざみ」の腋を羽でくすぐるゲームで、クリアするとあざみを用心棒として雇うことができるようになる。
当初の企画ではCERO:Z(18才以上のみ対象)になりかねない内容であり、オープニングムービーだけで2分以上あったという[7]。製品版はそれを大幅にトーンダウンさせたもの[3]。
願仏射撃(木動仏像伝願仏 めぐりあっちゃったお宇宙)
『2』に登場。ガンダム風の木動仏像・願仏に乗り込み農民たちの宇宙一揆[注釈 4]を制圧する、縦シューティングゲーム。中ボスを倒すと、巨大な鎧と合体してパワーアップする。大ボスを倒すとクリア。
清三がゆく
『3』に登場。先生を操作し、制限時間以内に無限に出現する岡っ引きを斬りまくるゲーム。先生の体力を保ちつつ、より多くの敵を斬ると賞金アップ。
負けるな恵比寿屋
『3』に登場。恵比寿屋金蔵を操作し、徐々に増える岡っ引きたちの攻撃を避けつつ、井戸の上から丁稚が投げる金を走って拾うゲーム。丁稚は小判・大判・千両箱・鉄アレイ・爆弾を投げる。岡っ引きの攻撃を受けるか、爆弾に当たるとゲームオーバー。より多くの金を拾うほど賞金アップ。

主な登場人物

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悪代官

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本シリーズの主人公。悪徳商人とともに悪行三昧を尽くす代官。彼らを倒そうと近づく役人や正義の味方を、自身の武器と部下、商人の作った罠で撃退していく。一応、作品毎に主人公が変わっているが、容姿や人格は同じである。

悪代官らしく「山吹色のお菓子」や「帯回し」が大好きで、自身の欲望と煩悩に忠実ではあるが実際は極悪人という程でもなく、時には倒した正義の味方に祈りを捧げたり、将軍の座に就いた時には「不況の無い国にする」と発言し(『1』)、黒船との折衝を任された時には「今後平和的な貿易関係が結べるように務めて見せよう」と真面目に責務を果たそうとしているなどから判るように、根は善人である。商人が修行僧を排除した際には「この罰当たりが!」と、ペリーの遣いを殺した際には「日本を潰す気か!」と激怒して手射ちにしようとするなど随所で常識人の一面を覗かせ(『2』)、『3』では娘を助ける為に危険を顧みず燃え盛る屋敷に単身飛び込むといった姿も見せる。

悪徳商人とのやり取りでも茶目っ気のあるところがあり、しょっちゅう商人の不手際でわざわざ正義の味方と戦わなければならないことや、正義の味方が引き起こす訳の分からない不条理に振り回されたりなど、苦労人なところもある(むしろ自ら悪行を行って襲われる事などほとんど無い)。

腹黒主水之助助兵衛(はらぐろもんどのすけすけべえ):千本松喜兵衛
『1』、『3』、『CR』の主人公。毎回名前と人格と性格は同じだが、設定は異なる。
『1』では武蔵野国代官。40歳。成人後、掃除之者頭、馬爪髪役、大坂破損奉行と賄賂にものをいわせて出世し、現職に至る。悪代官ではあるが、実際は悪徳商人の大黒屋に振り回されている。次々と降りかかる火の粉(正義の味方)を払っていた結果、幕府によって破防法が適用されてしまい、暗殺部隊が差し向けられる中、エジプトに天下をとれる秘術を探しに行く羽目になる。
『3』では妻子持ち。商人恵比寿屋と組み、プレイヤーの選択次第で様々な物語を歩む。
羽流内匠頭助兵衛(わるたくみのかみすけべえ):千本松喜兵衛
『2』の主人公。幕府より黒船との折衝を任されるが、弁天堂の身勝手な行動で失敗。罰として西郷軍との戦争に駆り出されてしまうも、弁天堂の入れ知恵で西郷軍の兵器を奪い、幕府を倒して天下を取るべく行動を開始する。
実は『1』の主人公の腹黒主水之介助兵衛の実の息子である。『1』の物語の後、悪の英雄であった腹黒主水之介助兵衛は理力によって正義に目覚めるが、それを快く思わない大黒屋によって生後間もない息子は拉致され、羽流家の養子として新たな悪の英雄となるべく育てられた。その結果、新たな悪代官・羽流内匠頭助兵衛が誕生する事になった。

悪徳商人

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悪代官に賄賂を渡したり、武器・罠開発を行う商人。正義の味方と相手をする悪代官に対してアドバイスも行う。

作中では企業グループの経営者であり、携帯電話を持ち歩いている。より儲けを得ようとして行った開発や商売の失敗が原因で、または悪代官以上の悪行を平気で行った事によって、悪代官がとばっちりを食うトラブルメーカーでもある。その際はよく悪代官に刀を向けられる。

大黒屋金次(だいこくや きんじ):吉川一矢
『1』に登場。大黒屋第十三代支配役。丁稚から出世し、大黒屋を大きく成長させる。常に営業スマイルを絶やさないが、より多くの儲けを得ようとあちこちにテーマパークを建造するなどで、地上げ、反対派住民の島流し、殺人、違法登録、吉原騒乱罪、違法建築物の建造、大仏の無断改造、エジプト王家の墓荒らし、住居不法侵入及び不法占拠等様々な事件を起こし、その責任を悪代官に平然と擦りつける極悪人である。確信犯であるが詰めも甘く、うっかりミスでも騒動を起こすトラブルメーカーでもある。通信教育を受けているが、第四級陰陽師の資格を取ったり、真剣白羽取りを成功させたりなど、凄まじい技術を会得する。
腹黒主水之介助兵衛が将軍に就いた際には「今までの非礼」を詫びながら喜ぶも、腹黒が正義に目覚めた後はその息子を誘拐し、羽流家の養子にして新たな悪代官「羽流内匠頭助兵衛」として育てさせた。40年後が舞台である『2』では既に故人。
弁天堂菊蔵(べんてんどう きくぞう):吉川則男(現・吉川拳生) / (ドラマCD)立花十四朗
『2』に登場。危険な香り漂うナイスミドル。幼くして大黒屋に丁稚として弟子入りし、後継者の悪徳商人に育てられた。師である大黒屋以上の悪人であり、事業とも関係なしに気に入らない人間は容赦無く抹殺する危険人物。その行動が原因で日本とアメリカの国交を断絶させた上に代官が戦地送りにされる羽目になったが、その代官に入れ知恵して討幕を促す。マグナム44やトミーガンを愛用するガンマニアで、マグナム44を片手で撃つ事が可能。代官に対しても陰口を叩いたり時折タメ口になる事もある。
一応、設定では大手企業大黒屋の社員だったが、38歳の時に社内ベンチャー制度に応募した末に巨大コンツェルン「弁天堂」を立ち上げ、CEOに就任したということになっている。大黒屋亡き後、悪徳商人として結託しつつ羽流内匠頭助兵衛を見守っていた。
恵比寿屋金蔵(えびすや きんぞう):プチ鹿島
『3』に登場。自らの活動を「コバンザメ活動」と称しており、虎の威を借る狐に徹している小悪党。他の二人ほどの過激さは見受けられないものの、幅広く事業を展開しており、人体改造などの非道な行為にも手を染め、場合によっては悪代官すら裏切るなど、過去の商人にも劣らぬ悪人ぶりを見せる。
システムの変更上、今作ではゲーム内にも積極的に登場する。返り討ち中にもアドバイスを行い、ミニゲームでは操作キャラになる事もある。
『CR悪代官』にも悪徳商人として登場するが、役者が弁天堂を演じていた吉川拳生に変更されており、設定や性格も弁天堂に準じたものとなっている(通信教育が趣味という大黒屋の設定も受け継いでいる)。

忍者

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目舘杉蔵(めだちすぎぞう):柴崎蛾王 / (ドラマCD)内野一
『2』に登場する忍者。幕府の隠密で、悪代官を探っている。しかし悪代官や商人にとってはそばに置いておかないと落ち着かない置物程度にしか思われておらず、どんなに目立つ事をしてもほとんど気にされていない。終盤で正体を明かすまで、悪代官等とまともに言葉を交わした事も無かった。ドラマCDでは普通に会話を交わしているが、担当声優は異なるため代官に「ゲームとキャスト違ぇからわかんねーよ」と突っ込まれている。
『CR悪代官』にも登場しており、同じく柴崎が演じている。
久野市しのぶ(くのいちしのぶ):坂巻佑 / (ドラマCD)友永朱音
『2』に登場する忍者。悪代官の身辺を調査していたが運悪く捕まり、取調べを受けてしまう。しかしそれより以前の問答百万石の際はなぜか弁天堂のアシスタントを務めている。
あざみ:浜本郁香
『3』に登場する忍者。悪代官とその一味を抹殺する為に何者かに雇われた。気の荒いくのいち集団(ほとんどレディース)を率いる。しかし悪代官に敗れ、内容は全く異なるが久野市しのぶ同様取調べを受けてしまう。その後は用心棒として雇うこともできる。
『CR悪代官』には相沢まき演じる別のくの一が登場している。

部下

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家臣
『1』、『2』に登場。実写ムービーには登場しない。リストラに怯えながら刀の錆になっていく、仕える相手を間違えた可哀想な男達。戦闘要員の他、罠や用心棒配置の役割も担っていたが、『3』には登場しなかった。
『2』では正義の味方の襲来を悪代官に知らせる役目でもあるが、その間に悪代官がやっている帯回しが次第にエスカレートしていく様子(途中からキャバクラやイメクラ、SMプレイなどに変わり、帯回しですら無くなる)に呆れの表情を見せる。
お町(おまち):永木貴代子
『2』に登場。弁天堂が組織した西江戸連邦軍の軍人で、第四補給部隊補給船美丁亜(みであ)丸船長。階級は中尉。白基地丸の修理の最中に黒い三弁慶の強襲を受け、死亡してしまう。
その後は展開次第で地獄に救出に向かう事となり、その場合はエンディングで復活し美丁亜丸に乗って登場する。
オペレーター:坂巻佑
願仏に乗り込んだ悪代官を支援する通信オペレーター。しかし悪代官の操縦の腕前を信用していないらしく、「あなたなら出来る…わ」と目を背けて言った。しかも任務達成後は悪代官に「コンビニで買い物して来て」と頼んでいる。
先生:福本清三
『3』に登場。悪代官を捨て身で守る筆頭用心棒ながら、時給は50文と極めて薄給で粗末な扱いを受けている。ミニゲームではたった一人で何十人もの岡っ引きを倒すほど戦闘能力は相当のものだが、薄給による栄養失調で力が出し切れず、斬られ役という立場もあって本編中に活躍は出来ない。
展開によっては悪代官を裏切り、強力な敵として立ちはだかることもあるが、気力はゼロなので罠だけで十分対抗出来る。
『CR悪代官』にも登場。
丁稚:バカ野坂
『3』に登場。恵比寿屋の一声でどこからでも現れ、奇声を上げて雑務をこなす奉公人。用心棒としても雇えるが、戦闘力は皆無。専ら、倒された時に多くの小判を落とす役割である(金の使い方を知らない為、賃金をほとんど持ち歩いている為との事)。
恵比寿屋への不満が鬱積しており、ミニゲームでは恵比寿屋の金をばら撒くという行為に走った。

その他

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将軍:千本松喜兵衛
『2』に登場。その正体は『1』の主人公である腹黒主水之助助兵衛であり、『2』の主人公の羽流内匠頭助兵衛の実の父。『1』の戦いの後、将軍の座に就いた直後にあまりに続く襖に力尽きたかに思われていたが、実は疲弊していたのではなく理力の力を受けていたのであり、最終的に正義に取り込まれていた。その後、暗殺を避けるべく徳川吉宗と名乗り、道徳と正義に基づく将軍として日本を統治していた。
おゆう:稲村優奈
『3』に登場。悪代官の一人娘。両親に全く似ていない。無邪気過ぎる天然娘。父には悪行をやめて欲しいと思っている。名前は演じている稲村優奈から。
Cシナリオの最終ステージは燃え盛る屋敷から彼女を救い出すのが目的となる。従って倒すべき正義の味方は存在しない。
条件を満たせば用心棒として呼び出す事も可能。しかし応援するだけで当然戦闘力は皆無。
『CR悪代官』ではわがままギャルという設定の「姫」(役・森川ゆきえ)が登場する。
お千:千本松喜兵衛
『3』に登場。悪代官の妻。女装した千本松喜兵衛の一人二役だが女性声優がアテレコしている為、その巨体からは想像もつかない声で話し、戦闘時にはアニメ声になる。明太子やダンプカーみたいと評される。おゆうを悪代官から取り戻す為にあざみ等を嗾けたり、恵比寿屋を裏切らせたりしたが全て失敗に終わり、自ら屋敷に攻め込んで来た。名前は千本松喜兵衛から。
戦闘時には罠発動装置「ワナワナ君」を奪っている為、罠を駆使して攻撃して来る。こちらは罠を使用出来ず、通常攻撃と用心棒のみで戦う事となる。その代わりひみつ道具の無限ハチマキにより、武器の使用回数が無限となっている。
おふじ:藤森ゆき奈
『3』に登場。貧乏長屋に住む江戸のマドンナ(死語)。病気のお父っつぁんを看病しながら、筵売りで生計を立てる薄幸娘。名前は演じている藤森ゆき奈から。
遠山の金さんに助けられるが、その金さんが討たれた後は借金のかたに連れ去られ、悪代官に散々帯を回され、挙句用心棒にまで仕立て上げられてしまう。
戦闘力は皆無でただ逃げ回って斬られるだけだが、体力は異様に高い。
『CR悪代官』では彼女に該当するキャラとして吉川さおり演じる町娘が登場している。
お父っつぁん:阿曽山大噴火
『3』に登場。おふじの父で病に臥せっている。得意技は家賃滞納。かつては裁きは必ず傍聴するお白州フリークであった(演じている阿曽山大噴火は「裁判ウォッチャー」である)。
寿司屋:KOI2(小泉敬資)
『2』に登場。悪代官に寿司を届けに来た寿司屋。完全防護設計の部屋に普通に入ってきた。KOI2はその直前のシーンで弁天堂に殺害される森の石松も演じている。
謎の清国人:KOI2
『3』に登場。古典的な中国人のイメージの姿をしている。
大和屋:ジェットボーイ森井(『悪代官3』の監督、シナリオライター)
『3』に登場。恵比寿屋の商売敵で、徒手空拳のみで先生を倒す実力の持ち主。ちなみに演じている森井は元ムエタイ選手で、タイで武者修行をした経験がある[7]。
平賀源内
『1』に登場。発明家。開発費を支払う事で、新たな罠、武器、用心棒を開発してくれる。
北方堂
『1』に登場。大黒屋の子会社。開発済みの罠、武器、用心棒の装備を手伝う。
町娘:モリガン長田、菅谷あゆむ、吉池マリア(いずれも週刊ファミ通編集部)
『1』に登場。
通行人(『1』):だるまん(週刊ファミ通編集部)、浅賀康弘、寺澤耕一
通行人(『3』):大島卓也、高橋篤史、那須明義貴、川尻さおり、滝田麗、山岡春菜
間者:笹野恵一(『悪代官』『悪代官2』のムービーディレクター、シナリオライター)
『1』に登場。
語り:明石良(『1』『2』)、居島一平(『3』)
ゲームオーバー時などのナレーション。『3』ではテレビニュース内のアナウンサーとしても顔出して出演しており、似非ハングルネタを披露する。

この他、『1』ではAndy山本、水樹洵。『2』では柴山由崇、福田真也、渡辺浩司。『3』では前田剛、尾崎淳、桜木章人などが声の出演として参加している。

正義の味方

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悪代官(1作目)

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悪代官2

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悪代官3

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  • 一心太助
  • 神田三河町の半七
  • 遠山の金さん
  • 長谷川平蔵
  • 鼠小僧 - 鼠小僧一味のリーダー。拳銃による遠距離攻撃可。ダメージ蓄積で逃亡開始。
    • 日本左衛門 - 鼠小僧の一味として登場。拳銃による遠距離攻撃可。
    • 石川五右衛門 - 鼠小僧の一味として登場。初期状態では、登場位置で待機。ダメージ蓄積で代官をターゲットに接近。
  • 清水次郎長
  • 旗本退屈男
  • 松平長七郎
  • 天草四郎 -光弾による遠距離攻撃可。
  • 勇者希望の少年 - 典型的なRPGの主人公的少年。妄想に取りつかれ冒険している。名前はプレイヤーが設定するが、本名は「音吉」で派手な色と形の髪型と西洋風の顔立ちに反して生粋の日本人。この戦闘では攻撃を受けるとダメージの数値が表示される。少女が倒されると逃亡する。
    • 魔法少女 - 字面通りの魔法少女ではなく、RPGのヒロイン的な魔法使いの少女。勇者希望の少年の妄想に洗脳されている。魔法による回復及び遠距離攻撃可。名前はプレイヤーが設定する。金髪の美少女だが本名は「およね」でやはり日本人。少年が倒されると逃亡する。
  • 柳生兵庫助
  • 座頭市 -初期状態から逃亡開始。逃亡完了でプレイヤー敗北。ダメージ蓄積で代官をターゲットに接近。
  • あざみ
  • 丹下左膳
  • 大岡越前
    • 奉行所同心
  • 上様 - 犬の顔で登場する。
    • 仙道 - 同上。
    • たぬき - 狸の顔で登場する。遠距離攻撃可。
  • 新撰組
  • 赤穂浪士 - 忠臣蔵討ち入り前のリハーサルということで浪士全員と戦うことになる。
  • 水戸黄門 - 三人健在のまま一定時間経過すると印籠による即死攻撃を放つ。
  • 大神天魔 - 当作では元兵器学者という設定。D-56が先に倒されると逃亡開始。
    • D-56 - 大神天魔が製作したロボット。追尾ミサイルによる遠距離攻撃可。初期状態では登場位置で待機。拝が先に倒されると代官をターゲットに接近開始。
  • 宮本武蔵
  • 卑弥呼 - 卑弥呼を名乗るカルト教団の教祖。光弾による遠距離攻撃可。ダメージ蓄積により攻撃力が一時急上昇するが、時間経過で弱体化。
    • 巫女 - 萌え文化の影響で箒を所持している。
  • 春日局
  • 真田藤庵
    • 仙人掌のお竜
    • 火祭の天道 -投げ爆弾による遠距離攻撃可。
  • 先生 - 悪代官を裏切った用心棒達。この戦闘では罠のみで戦う事となる。
    • 素浪人
  • 伝説の勇者 - Aルートのラストボス。勇者希望の少年がレベルを上げた姿。戦闘能力向上に加え、妄想も「全てを闇に包もうとする魔王ハラグロから世界を救う」というレベルまでこじらせている。女魔道師が先に倒されると激怒し、攻撃力が著しく上昇する。
    • 伝説の女魔道師 - 魔法少女がレベルを上げた姿。魔法による遠距離攻撃や回復呪文・召喚術を駆使し、死亡した勇者を蘇生魔法で復活させることがある。
    • 召喚獣 - 女魔道師に召喚された炎を吐く生物。耐久力が低く、一度でも攻撃を受けると消滅。
  • 徳川吉宗 - Bルートのラストボス。サンバを好む暴れん坊。条件を満たすまで如何なる攻撃も受け付けない。
  • お千 - Dルートのラストボス。罠攻撃を多用。詳細は前述のその他を参照。
  • イナズマ大元帥 - 全ルートを攻略し、かつ条件を満たした場合に登場する真のラストボス。「極東の小国を騒がし、許可なく将軍を名乗ろうとする代官に正義の鉄槌を下すため[注釈 7]」として、自ら軍を率いて代官の屋敷に攻めてくる。大元帥自身は軍服に大量の勲章を付けてサングラスをかけている恰幅のいい将校で、周囲にミサイルを投下して攻撃する[注釈 8]。Andy山本は「某国の将軍様」グッズ(幹部級・本物)を入手し、小道具として使おうとしたが会社から止められたという[7]。
    • イナズマ帝国軍(イナズマ司令官、イナズマ突撃兵、イナズマ狙撃兵) - 他と異なり現代的な装備をした軍隊。カーキ色の軍服を着ており、小銃などの現代的な装備をしている。

用語

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山吹色のお菓子
悪徳商人から悪代官へと献上される小判。賄賂。主人公である悪代官の大好物。時代劇では菓子箱の底に小判を隠し、その隠語として使用される事が多いが、本シリーズでは普通に箱に入れている。
帯回し
「良いではないか」の掛け声と共に善良な町娘の帯を回す、悪代官特有の行為。主人公はこの行為が大好きで、相当の拘りがある。悪代官曰く、「合意の上の帯回しなど帯回しではない」との事。
いつもの部屋
悪代官と商人が密談を行う部屋。しかしどこに移動しても常にこの部屋が存在するため、悪代官は「なぜここにもいつもの部屋があるのじゃ?」などと口癖のように問う。実際は予算の都合からセットを使い回しているものであるが、それを逆手に取ってギャグにしている。
『1』では大黒屋によって毎回同じ部屋を建造されているという設定で、船や飛行船にも同じ部屋を設置している。しかし他人の屋敷にも同じ部屋があったりする(掛け軸が違うだけ)。
『2』では弁天堂によって頑丈かつどこでも移動可能な部屋が開発される。大型ヘリのようにプロペラがついており、部屋を空輸する。防音、防火、防水、防熱、防弾、あらゆる外部からの攻撃をも寄せ付けない完全防護設計となっている。外壁部には「スーパーGAE耐熱加工」という特殊セラミックタイルが施されており、大気圏突破も可能との事。ただし、戸は普通に開閉する為、頑丈さは全く役に立っていない。
『3』は全て悪代官の屋敷が舞台なのでいつもの部屋に関する言及はない。また、いつもの部屋以外のロケも行われている。
サービス
悪徳商人の大黒屋がよく口にする単語。悪代官にいつでも安心と安らぎを提供するとして、どこにでも同じ部屋を建造する(上記の通り、セットの使い回しをネタにしたもの)。弁天堂は更に「サービス&セキュリティ」とし、前述の移動式完全防護設計の部屋を開発する。
埃及(エジプト)
時代設定上漢字で表記されているが、悪代官は「ほこりおよ」と読んでしまった。『1』ではエジプトのピラミッドに財宝を探しに行くが、その正体はツタンカーメンの怨念が込められたマスクであり、代官は呪いに襲われる羽目になる。その呪いは知らぬ間に代官を蝕んでおり、帰国するまでの間に各地に混沌を撒き散らした上に、帰国後も広島藩の葦嶽山パワーと共鳴して暴走し、松之大廊下で乱心による殺戮を起こしてしまった。
関連する武器として毘羅蜜刀(ピラミッド)という刀が登場する。炎を発射する事が出来るが、自分が燃える事も多い。
白基地丸(しろきちまる)
エジプトへ宝探しに向かう為に大黒屋が建造した巨大飛行船。動力は黄泉の力(霊力)であり、使用されているのは天草四郎の霊である。主砲は江戸城を一撃で破壊するほどの威力を誇る。しかし急な建造だった為に舵を付け忘れてしまい、真っ直ぐにしか飛べないため、大筒で打ち出された力士(雷電)[注釈 9]も避けられなかった。「白基地」は英語読みすると「White base」になる。
『2』では弁天堂によって改修され、宇宙航行や亜空間ワープまで可能となったが、最後は地獄の軍団に撃沈させられた。
『3』では最強の罠として登場する。
理力(りりょく)
全ての命あるもの、水や草、岩に至るまで全てに宿る力。恨み、妬み、やっかみ、誹謗中傷、悪口、陰口、逆ギレといった負のパワーを具現化するものを暗黒理力(あんこくりりょく、ダークフォース)と呼ぶ。ちなみに「理力」とは『スターウォーズ』の日本初公開時の字幕スーパーでフォースを訳した名称である[8]。作中にはライトセーバーのような「ダークサーベル」なる武器が登場するが、光刃の色は青。
木動仏像・願仏(きどうぶつぞう・がんぶつ)
来るべき幕府との決戦に備え、江戸第七横丁で開発されたガンダム風の巨大ロボット。『2』で稼動したが、『1』にも背景として登場している。悪代官が乗り込み宇宙一揆の鎮圧に成功するが、その直後にほとんど自爆に近い行為で呆気なく大破してしまう。
『3』では白基地丸に次ぐ強力な罠として援護射撃を要請する事が出来る。
『CR』では代官の乗機としてメイド型のロボットが登場する。
黒い月
幕府が日本や外国から名のある大工、技術者を集めて建造した兵器。真の名称は「黒基地丸」。「死の黒月」とも呼ばれる。デス・スターのような天に浮かぶ球体だが、外観の材質は木材。江戸の空から日本全土を監視し、巨大な主砲によって戦争行為を抑止する。この黒い月が落ちれば日本は戦国時代に突入するらしい。『2』の最終決戦の舞台。
ワナワナ君
恵比寿屋が開発した罠発生装置。妙ちきりんなデザインで、コントローラーに対応した三つのボタンが付いている。『3』ではこの装置を使う為、いつでもどこでも罠の設置と発動が可能である。トラブルを持ち込んだ恵比寿屋へのお仕置きにも使われる。
エレキテル
勇者や魔道師が攻撃の際に口にする言葉。平賀源内の摩擦起電器ではない。彼等の造語の為、特に意味は無い。

主題歌

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ドラマCD『山吹色の悪魔』/『悪代官3』エンディングテーマ「夜霧の悪代官」
作詞、作曲:畑亜貴 / 編曲:並木晃一 / 唄:友永朱音、Andy山本
『CR悪代官』メインテーマ「悪代官のテーマ」
作詞、作曲:堀内太郎 / 唄:正木はじめ

関連商品

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  • 悪代官 ~おぬしも悪よのう~
『悪代官』『悪代官2』のサウンドトラック。2003年10月22日、オーマガトキより発売。CD2枚組で2枚目はドラマCDであり、オリジナルの時代劇ドラマ『山吹色の悪魔』を収録している。悪代官役の千本松以外は本編の役者と違う声優が演じており、作中でも代官がツッコミを入れている。久野市しのぶ役の友永朱音が歌うエンディングテーマ「夜霧の悪代官」は『悪代官3』でも主題歌として使用された。

関連作品

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脚注

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注釈

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  1. ↑ 大黒屋ともどもエジプトの役人に捕まりきつい拷問を受け、牢屋から抜け出して1週間飲まず食わずで砂漠を彷徨った末、水欲しさに近づいたナイル川に転落。海まで流され漂流しているところをヴァイキングに捕まり、辛くも逃げ延びたものの今度はロシアのコサック騎馬隊に捕まりシベリアの監獄で極寒の中強制労働に従事し、監視の目を盗み犬ぞりで脱出して北極点を目指した後、いつしか流氷に乗って帰巣本能で帰ってきた。
  2. ↑ 史実ではそのような事はないと注意文が入る。
  3. ↑ 既にいくらか使ったらしく、全額ではない。説明書には「死者には無駄なものですしね?!」と書かれている。
  4. ↑ ペリーが持ち込んだ技術が農民に流出し、宇宙戦闘機を開発して一揆を起こしたという設定。
  5. ↑ 大黒屋が再開発に伴う土地立ち退きを求める看板を設置した際、大黒屋が無断で施工主として代官の名前を使用したため。当然知らぬうちに巻き込まれた代官は激怒した。
  6. ↑ なお、その際に吉良は代官によって真っ先に斬り捨てられた。
  7. ↑ 作中で突如流れるイナズマ帝国のニュース番組による。
  8. ↑ 本人が発射するのではなく指示を出すと雨のように降って来る。
  9. ↑ 大黒屋は勘違いで「赤い彗星のシャ…」と言い掛けて規制音が入る。

出典

[編集]
  1. ↑ “悪代官を目指せ!! GAE、「GREE」で『悪代官 おまえの嫁は俺のもの!!』の配信開始”. gamebiz【ゲームビズ】 (2010年12月14日). 2026年5月11日閲覧。
  2. ↑ “GAE、「悪代官」のソーシャルゲームを発表 架空の江戸時代を舞台に悪代官を目指す!!”. GAME Watch (2010年12月6日). 2026年5月11日閲覧。
  3. 1 2 3 “制作日記 アンディー山本 第一回”. 悪代官総合サイト. 2007年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月11日閲覧。
  4. ↑ “制作日記 ジェットボーイ森井 第一回”. 悪代官総合サイト. 2007年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月11日閲覧。
  5. ↑ “「よいではないかよいではないか!」『悪代官3』発売記念イベントでお代官様ご満悦”. 電撃オンライン (2007年3月3日). 2026年5月11日閲覧。
  6. ↑ “PS2「悪代官」発売は8月8日に決定 ミニゲームは「帯回し」など……よいではないか、よいではないか!!”. GAME Watch (2002年7月2日). 2026年5月11日閲覧。
  7. 1 2 3 “アンディー山本 第二回 「悪代官」の世界を見る目が変わる40の真実”. 悪代官総合サイト. 2007年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月11日閲覧。
  8. ↑ “【佐藤健志】フォースか、理力か、原力か”. 「新」経世済民新聞. 経営科学出版 (2016年1月13日). 2026年5月11日閲覧。

外部リンク

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