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ルーマニアの経済

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルーマニアの旗 ルーマニアの経済
通貨 ルーマニア・レウ (RON)
会計年度 暦年
貿易機関 世界貿易機関 (WTO)
経済統計
GDP順位 47位(2021年、推定値)
名目GDP 2834億ドル
(2021年、推定値)
GDP成長率 5.88%(2021年、推定値)
一人当り名目GDP 12,797ドル(2020年[1]、IMF推定値)
部門別GDP 第一次産業 (農林・水産業)4.8%、

第二次産業(鉱業・製造・建設・電力)32.0%、 第三次産業A(卸売・小売・運輸)13.1%、 第三次産業B(飲食、宿泊)12.9%、 第三次産業C(情報通信・金融・不動産・その他サービス)37.2%(2018年、推定値)

インフレ率 9.27%(2022年4月、推定値)
貧困層の人口 17%(2019年)
労働人口 845万335人(2022年4月、推定値)
部門別労働人口 農業 (31.6%)、工業 (30.7%)、第三次産業 (37.7%)(2004年)
失業率 5%(2020年)
主要工業部門 繊維業(履物工業を含む)、軽機械工業および組み立て、鉱業、林業、建築資材生産、冶金、化学工業、食品工業、製油業
貿易
輸出 746億4000万ドル(2020年、推定値)
主要相手国 ドイツ 20.5%、イタリア 10.5%、フランス6.4%、ハンガリー 5.7%、ポーランド4.0%(2021年)
輸入 967億2000万ドル(2020年、推定値)
主要相手国 ドイツ 20.1%、イタリア 8.9%、ハンガリー 6.9%、中国 6.3%、ポーランド 6.2%(2021年)
財政状況
国家借入金 404億7000万ドル(GDPの23.6%、2004年、推定値)
海外債務 245億9000万ドル(2004年、推定値)
歳入 3225億レイ(2020年、推定値)
歳出 4244億レイ(2020年、推定値)
経済援助 不明

ルーマニアの経済では、東ヨーロッパ、バルカン半島の北に位置するルーマニアの各産業の状況、貿易について触れる。

ルーマニアは東ヨーロッパ、バルカン半島の北東に位置し、黒海の西岸に面する。

1989年のルーマニア革命以降、ルーマニア経済は抑制されているものの高いインフレーションの影響下にあり、生活水準の低下が続いている。2000年から2002年にかけ、GDP成長率は1.6%、5.3%、4.3%であり、失業率も2002年時点で10%に収まっている。しかしながら、同時期の消費者物価上昇率は、45.3%、34.5%、22.5%と高い。2004年にはようやく10%を下回ったと考えられている。

ルーマニアの伝統的な産業は農業であり、現在でも就労人口では農業の比重が高い。しかしながら、第二次世界大戦後、ソビエト型の計画経済によって重工業を中心に全工業部門の基盤を固めたため、GDPから判断すると工業国とも言える。鉱物資源は石油、石炭、天然ガスを中心に豊かである。

ルーマニアの貿易依存度は輸出入とも30%を超えており、貿易に強く依存している(なお、日本国の貿易依存度はいずれも10%前後である)。ルーマニア革命以前はドイツやソビエト連邦、旧ソビエト圏との結びつきが強かったが、その後、ロシアや東欧諸国よりもEC(1993年以降はEU)諸国との経済関係を重視している。

農業

[編集]

ルーマニアは温帯に位置し、ケッペンの気候区分によると東部が